1907年大阪市に生まれる。31年京都帝大学卒業。九州帝大を経て、51年大阪大学教授。63年同大学経済学部長。 日本商業史の研究では斯界の第一人者。71年には小野組の研究が認められ、日本学士院賞・恩賜賞を受ける。 『大阪町人』『大阪商人』など専門家のみならず一般読者からも支持を集める著者多数。 なかでも『大阪町人論』で大阪なにわ賞、『関西と関東』でエッセイストクラブ賞をそれぞれ受けている。1991年 逝去。 「1985年 『なにわ塾第19巻 大阪万華鏡』 で使われていた紹介文から引用しています。」