必ず成功する「学級開き」魔法の90日間システム

著者 :
  • 明治図書出版
4.25
  • (6)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784180156214

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 学級開きが如何に難しく、重要であるか、実感に加えて痛感させられた。

  •  中学校の新年度の学級開きをどう行えば1年間がスムーズに進むかということを中心に、最初の3日間でやること、7日間でやること、30日間でやること、90日間でやることが、具体的に書かれている。著者が学年主任として担当した年の学級開きの実践がそのまま書かれており、新人だけでなく、主任を任されるような中堅層以上にも役立つノウハウがまとめられている。 おれのクラスは高校1年生。4月4日に初めての学級担任時間が2時間設けられ、1時間は学年目標をもとに意見交換、学級目標の設定(担任の想いをぶつける)を行い、もう1時間は自己紹介という流れで行った。その中で、「黒板に1人1人の名前を書かせる」ということと、「あえて自由な時間を設定し、素の状態の生徒を観察する」ということを取り入れてみた。とりあえず、少しは分析材料ができた気がする。(ほんとは同じ著者の『教室ファシリテーション』で紹介されていた他己紹介をやりたかったけど、この2時間では無理かなと思い結局、断念した。来年度以降挑戦してみることにする。)また、給食指導やこの著者の学校にあるような班の設定がうちの学校にはないので、その部分はあまり参考にならなかった。また、国語の授業開きの方法も書かれていて、直接はあまり参考にならないが、そのエッセンスは分かった。
     この著者の本をこれで4冊、読みかけのを合わせると5冊読んだことになるが、おれはもともと熱しやすく冷めやすい人なので、「心を鬼にして継続する」ということができるんだろうかと不安になる。最初は頑張っているけど、今にもほころびが出て来そう。1年後、この記事を読み返したいと思う。(13/04/07)

  • 具体から具体が生まれるんだと感じた本。

  • 野中信行「3・7・30」の法則  TOSS「黄金の3日間」と同じ?

  • システマチックに学級経営をすること。野中先生の3・7・30の法則を中学用にして+90。これを高校のHR運営に活かしていきたい。

  • 中学校の本ということでしたが、参考になる部分、多くありました。丁寧さで心理的距離を縮め安心感を与える3日間。公平性の保たれたルールをつくりだす7日間。そしてその徹底にあてる30日間。中学校の場合授業システムを
    つくりだす90日間。
    こういうシステムを作り出すことの大切さをもう一度意識して新年度を迎えたいとおもいます。

全7件中 1 - 7件を表示

堀裕嗣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×