「教えて考えさせる授業」の挑戦 ―学ぶ意欲と深い理解を育む授業デザイン―

著者 :
  • 明治図書出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784180620289

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  • NDC: 375.1

  • 教えて考えさせる授業への誤解や批判に前半は答える。子ども達には学ぶ力があるからこそ,その環境を揃えていくこと。この環境にある教師が教えることを控える必要はない。まずは理解することを(分かることは嬉しいことだ)確保する。そのための予習であり仲間との学習である。それを踏まえて理解を確実にする教師の教授。理解した事柄に基づいて,それを活用する場面の考察(問題解決)を行えば定着する。何も特別なことを主張していない。
    後半は導入校での記録(組織作りや導入展開のいきさつなど)

  • 登録番号:11309 分類番号:375.1イ

  • <石上浩美先生コメント>
    「教えて考えさせる授業」とはどのような授業なのか,認知心理学からの授業改善アプローチ。

    <閲覧スタッフより>
    教えるだけの授業ではなく、「習得の学習」と「探究の学習」をバランスよく取り入れた「考えさせる授業」を提案。その実例や考え方、構造を紹介しています。

  • これまでの「教えて考えさせる授業」の理論をわかりやすくまとめた上で、実践校の記録を載せている。小中が中心だけれど、記録が豊富なのがいい。もっと授業のようすがわかるとよかった。

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著者プロフィール

1953年東京生まれ。東京大学文学部卒業。文学博士。現在,東京大学名誉教授,帝京大学中学校・高等学校校長。中央教育審議会教育課程部会委員として学習指導要領の改訂に関わる。専門は教育心理学。認知心理学を基盤にした個別学習支援や授業づくりなどの実践に携わっている。著書に、『考えることの科学』(中公新書)、『学ぶ意欲の心理学』(PHP新書)、『学力低下論争』(ちくま新書)、『学ぶ意欲とスキルを育てる』(小学館)、『「教えて考えさせる授業」を創る アドバンス編』(図書文化社)など。

「2023年 『これからの学力と学習支援 心理学から見た学び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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