「教えて考えさせる授業」の挑戦 ―学ぶ意欲と深い理解を育む授業デザイン―
- 明治図書出版 (2013年7月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784180620289
感想・レビュー・書評
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NDC: 375.1
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教えて考えさせる授業への誤解や批判に前半は答える。子ども達には学ぶ力があるからこそ,その環境を揃えていくこと。この環境にある教師が教えることを控える必要はない。まずは理解することを(分かることは嬉しいことだ)確保する。そのための予習であり仲間との学習である。それを踏まえて理解を確実にする教師の教授。理解した事柄に基づいて,それを活用する場面の考察(問題解決)を行えば定着する。何も特別なことを主張していない。
後半は導入校での記録(組織作りや導入展開のいきさつなど) -
登録番号:11309 分類番号:375.1イ
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<石上浩美先生コメント>
「教えて考えさせる授業」とはどのような授業なのか,認知心理学からの授業改善アプローチ。
<閲覧スタッフより>
教えるだけの授業ではなく、「習得の学習」と「探究の学習」をバランスよく取り入れた「考えさせる授業」を提案。その実例や考え方、構造を紹介しています。 -
これまでの「教えて考えさせる授業」の理論をわかりやすくまとめた上で、実践校の記録を載せている。小中が中心だけれど、記録が豊富なのがいい。もっと授業のようすがわかるとよかった。