高校教師これだけはやっておきたい黄金の三日間

制作 : 佐々木 基 
  • 明治図書出版
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本棚登録 : 20
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (137ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181253172

感想・レビュー・書評

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  • 発言の一つ一つが具体的なため、分かり易い。
    他教科の指導法を覗くこともできる。高校での生徒指導の本は貴重。
    しかし、根性論や精神論が多く、今の生徒に同じことが通じるかどうかは疑問。国語の指導法で、音読は脳にいいからやりましょうと指導しているがそれで生徒はやるのか不明。
    これからの教育はもう少し科学的な視点が必要ではないかと思う。

  • 確かに毎回「今回こそは」で臨むことは多いが後に残る後悔の方も多い。黄金の3日間という言葉は知っていたが、ぼんやりとした思いだったものに対し書かれていた様々な先生たちの事例や渾身の授業開き、学級開きを読んで刺激を受け、真似してみたいことも多かった。

  •  TOSSという教員集団の実践に基づく、高校での学級開き・授業開きの方法について。高校1年から3年、新入生に対する学級開きや飛び込みの学年の場合などのタイプ別、また科目別に具体的な指導例が載っている。
     特にpp.116-122の「一年間を貫くルールの徹底」と「アドバルーンへの対処」という2つの項目が印象的だった。特に教師に探りを入れる「アドバルーン」という考え方を初めて知った。確かにたくさんアドバルーンは上がっていたが、ことごとく見過ごしていたように思う。また、最近も荒れてるクラスの担任が生徒にやさしく夜10時過ぎまで対応していたが、やさしいだけだと全くクラスが機能しないんだな、と思い、毅然としたルールの徹底が必要なんだなということを実感した。(13/02/22)

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