堀 裕嗣―エピソードで語る教師力の極意

著者 : 堀裕嗣

• 明治図書出版 (2013年4月22日発売)

作品紹介・あらすじ

「この指導力が身についたルーツは?」「最初はこんな教師だった」あの著名教師が、自分の教師人生を支えてきた方法や発想を、エピソードをまじえて語る人気シリーズ。研究集団「ことのは」代表で、北海道から数々の著作を現場に提案する人気教師が、教師力の極意を伝授。

感想・レビュー・書評

[河田翔太さんの感想 · 2020年2月29日]

　研究会等を等して、話されている内容がそれぞれの分野と結び付けて話をされる背景を知りたいと思い読み始めた。
　圧倒的にレベルの高い努力をされていることを感じた。そして、経験されてきたことを元に、省察され理論と実践を結び付けておられる。
　一度読むだけでは、理解できない部分もあり何度も繰り返し読むことによって、内化が進むのではないかと思う。
　物事を多角的・多面的に捉えるには、異質から学ぶことが何よりも重要であると感じた。

[ひらり庵さんの感想 · 2015年7月29日]

印象に残ったのは、第5章「振り子論者の肖像」、特に「学力形成派の本質は割り切ること」という指摘である。本書では、堀氏の教え子，同僚が実名で登場する。向山氏も同じ傾向があったが、写真までは付けなかった。彼らの人生に対して、なまなかな覚悟と自信では出来ないことだと思う。

[moppeteさんの感想 · 2015年4月9日]

ただただ圧倒された。遅ればせながら一歩ずつ進もうと決意した。