青木伸生の国語授業 3ステップで深い学びを実現! 思考と表現の枠組みをつくるフレームリーディング

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  • 明治図書出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181381103

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  • 高校教師です。小説や論説文を全体から捉えさせたい…。
    そんな思いを抱えながらも、どのような流れで捉えさせてよいのかわからない。
    とくに論説文は、どうやったって面白い授業ができず、苦悩することも多くありました。
    そんなときに出会ったのがフレームリーディングという読み方です。
    小学校の実践です。
    読み方としては、目新しいことは書いてありません。
    しかし、考え方としてはとても新しいと思いました。
    具体的には、子どもたちが今後、自分たちで読むことができるようになる、そんな姿が思い浮かぶ実践なのです。
    物語であれば、どのような構成かを、数を数えることでフレームで捉える一歩になる。
    説明文であれば、キーワードを数えることでフレームを捉える。
    とっかかりがとてもわかりやすく、これならうちの生徒でもできるかな?と思える実践。
    小学生から発達している高校生に、どのように教えていくか。
    応用が効きそうなことがたくさん書いてあり、多くのヒントを得られました。

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著者プロフィール

【監修:青木伸生】/筑波大学附属小学校教諭【青木伸生プロフィール】1965年千葉県生まれ。東京学芸大学卒業。東京都の教員を経て現在筑波大学附属小学校教諭、全国国語授業研究会会長、教育出版国語教科書編著者、日本国語教育学会常任理事。主な著書に『フレームリーディングでつくる国語の授業』(東洋館出版社)『教科書新教材15フレームリーディングでつくる国語の授業』(東洋館出版社)『道徳授業が深まる 国語教材活用の実践』(学事出版)共著『フレームリーディングで文学の授業づくり』(明治図書)『フレームリーディングで説明文の授業づくり』(明治図書) 他がある。

「2022年 『ことわざかるた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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