子どもが夢中になる課題づくり入門<会話形式でわかる『学び合い』テクニック> (THE教師力ハンドブック)

著者 :
  • 明治図書出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181663186

作品紹介・あらすじ

達成したいことは何?子どもたちに「やろう!」と思わせる簡単だけど強力な三つのノウハウ。通常の授業でも生かせる『学び合い』の神髄がわかる、わかりやすさを追求した1冊。子どもにとって「意味がある」と思える課題づくりのポイントは?子どもたちに「学ぶ構え」を育て、夢中にさせる課題づくりは「目的を明確にする」ことから始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 西川先生の本を読み、その理論に共感し、クラスで実践し、反省、改善し、また別の西川先生の本を読み、、、ということを最近繰り返している。

    真新しいことがわかるわけではないのだが、より深く理解していくことが、教科学習の『学び合い』を通して、学級集団づくりを行うし、その集団の力を生かして、学級活動や、また違う教科学習など様々なことに子どもとともにチャレンジしていきたいと思える。

    合同授業にチャレンジしたい。

    ※メモ

    7 教師はより多くの知識•技能を獲得すればするほど、出来る子どもへの教え方は上手くなるが、出来ない子どもへの教え方は下手になる
    20 教師の願い、思い込みで課題を複雑にするのではなく、限りなくシンプルにすることがより多くの子どもにフィットする課題になる
    25 クラスメートのノートを見せ合わせる。良いところを発見させ、自分なりにどうノートを改良するかを書かせる
    41 分かったということを知っている子たちや、分かったふりをした子たちを含めて全員に向けて、単元テストの後で説教をし、クラスを成長させる。
    60 意図をもって掲示物をはる
    61 勉強で関わりを育て、その関わりによって興味関心を引き出す。そして、クラス集団を育てる。
    66 調べもの学習 子どもたちがやろうと思うためには、対象となる人と達成したい目的は何かをハッキリさせる
    92 『学び合い』はみんながみんなを支えることが大事であると繰り返し語る
    99 教師が子どもたちに与えられる最高のプレゼント 自分を見捨てない、そして、自分が見捨てたくない仲間集団
    110 教科の研修会 その教科が大好きで大事だと思っている人の視点しか学べない
    126 3学年以上で異学年を組む
    129 あるグループでの気づきが、全く離れたグループにどのように影響を与えるか説明出来る

  • けっこう良いこと書いてあった
    時数を設定するのが難しそう

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。1982年、筑波大学第二学群生物学類生物物理学専攻を卒業。1984年、筑波大学教育修士修了(教育学修士)。1985年、東京都高校教員。現在、上越教育大学教職大学院教授。2003年、博士(学校教育)(生物、地学/「巨視的時間の距離感形成に関する研究」)。科学教育研究奨励賞(日本科学教育学会)、教育研究表彰(財団法人 教育研究連合会)、理科教育研究奨励賞(日本理科教育学会)、理科教育学会賞(日本理科教育学会)受賞。主な著書に、『気になる子への言葉がけ入門』『クラスと学校が幸せになる『 学び合い』入門』『子どもが夢中になる課題づくり入門』『アクティブ・ラーニング入門』((明治図書)、『クラスが元気になる!『学び合い』スタートブック』『クラスがうまくいく!『学び合い』ステップアップ』『学校が元気になる!『学び合い』ジャンプアップ』『すぐわかる!できる! アクティブ・ラーニング』他

「2022年 『部活動顧問の断り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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