アクティブ・ラーニング入門<会話形式でわかる『学び合い』活用術> (THE教師力ハンドブック)

著者 :
  • 明治図書出版
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本棚登録 : 64
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784181920104

作品紹介・あらすじ

アクティブ・ラーニングって何?大学入試が激変し、高校教育に直撃!高校入試が変われば、義務教育も変わります。求められる変化と実践の極意がわかる入門書。

感想・レビュー・書評

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  • 1時間ぐらいで読み終えた。
    印象に残ったところ
    p18教師にしかできない仕事はなんであるか?→人の心にやろう!という火をともすこと。クラスを集団にして維持・発展させること。
    p20経団連は平成25年に「世界を舞台に活躍できる人づくりのために」「グローバル人材のベースとなる社会人に求められる基礎的な能力(主体性、コミュニケーション能力、課題解決能力など)は初等中等教育からしっかりと身に着けさせる必要があると」
    p71大人になってから一番大事な能力→他人の能力を貸してもらう能力

  • 高校教師対象。実務家へのガイド。

  • いよいよ始まる「アクティブ・ラーニング」がなぜ必要な時代となったのか、日本だけではなく、世界規模での必要性を含めて、「学び合い」の大切さを、先生と新任の先生の対話形式で理解する本。

    とはいうものの、あの「総合的な学習の時間の導入=ゆとり教育」のように、日本文化に合わないと、現実から元に戻っていくこともあるような気もする。

    確かに、スーパーグローバル大学に行く人やTOFLEの得点が必要になる時代は分かるけれど、ほとんどの人は関係のないことも事実な訳で、今は貧困層のこどものケアも社会問題になっている。

    公教育とはどこに進むべきなのか、正直、一読して、いろいろな問題を考えてしまった。

    • jun24kawaさん
      ありがとうございます。
      その質問、つまり大多数の子どもに関しては、
      サバイバル・アクティブ・ラーニング入門

      学歴の経済学に書きま...
      ありがとうございます。
      その質問、つまり大多数の子どもに関しては、
      サバイバル・アクティブ・ラーニング入門

      学歴の経済学に書きました。
      2017/06/25
  • 登録番号:01019641

  • 今、アクティブラーニングがなぜ求められているのかが分かりやすく解説されている。
    著者は『学び合い』の第一人者。『学び合い』についても知りたくなった。

  • 5年前までほとんど聴いたことのなかった言葉ですが、この本を読めば、とにかくこれから10年以上は無理やりにでもアクティブ・ラーニングというやり方に従わざるをえないことがとてもよくわかるでしょう。

    文科省はどうして「生きる力」を訴え続けているのか、どうして「アクティブ・ラーニング」がその答えなのかの疑問に答えてくれるとおもいます。

    同時に、文科省のお役人さんたちが、何者かに「結果」を強く求められていることを感じさせてくれます。そして、文科省のやってきたことには間違いなどないのだ、と証明することを強く求められているからなのではないかと感じる一冊です。

    • jun24kawaさん
      ありがとうございます。西川です。
      求められていることは確かです。
      でも、それをどう利用するかは我々の知恵です。
      サバイバル・アクティブ...
      ありがとうございます。西川です。
      求められていることは確かです。
      でも、それをどう利用するかは我々の知恵です。
      サバイバル・アクティブ・ラーニング入門
      をお読みください。
      大多数の子どもの未来は、そこにあります。
      2017/06/25
  • 前半はアクティブ・ラーニングがなぜ最近注目されてきているのか、経緯が説明していく。フツーに現場にいそうな先生と西川先生との掛け合いで説明をしていくのでわかりやすい。

    根底には、日本が生き延びていくために改革が必要だと。
    手法としてはトップの大学や高校を変えること。今まで均一だった日本の学校教育が複線化し、それぞれに応じた教育を受ける方向を目指す。デキる人はできるところで、そうでない人はそうでないなりに。それに反対する人たちはどれほどいるだろうか。
    後半は『学び合い』の紹介(『 』が重要だ)。
    ただ、さまざまあるアクティブラーニングの手法ごとの詳しい解説があるわけではない。

    アクティブラーニングをやりたい先生がどれだけいるのかわからないが、やりたい先生が「自分が本当にやりたいことを実現するための錦の御旗にすれば良い」ってのは同意。

  • これも高校向け?(ootani)

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著者プロフィール

1959年、東京生まれ。1982年、筑波大学第二学群生物学類生物物理学専攻を卒業。1984年、筑波大学教育修士修了(教育学修士)。1985年、東京都高校教員。現在、上越教育大学教職大学院教授。2003年、博士(学校教育)(生物、地学/「巨視的時間の距離感形成に関する研究」)。科学教育研究奨励賞(日本科学教育学会)、教育研究表彰(財団法人 教育研究連合会)、理科教育研究奨励賞(日本理科教育学会)、理科教育学会賞(日本理科教育学会)受賞。主な著書に、『気になる子への言葉がけ入門』『クラスと学校が幸せになる『 学び合い』入門』『子どもが夢中になる課題づくり入門』『アクティブ・ラーニング入門』((明治図書)、『クラスが元気になる!『学び合い』スタートブック』『クラスがうまくいく!『学び合い』ステップアップ』『学校が元気になる!『学び合い』ジャンプアップ』『すぐわかる!できる! アクティブ・ラーニング』他

「2022年 『部活動顧問の断り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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