銀河英雄伝説 1 黎明篇: 書下し長篇スペース・オペラ (TOKUMA NOVELS)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784191526242

感想・レビュー・書評

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  • 遥か未来の話。2代勢力が戦争する。双方に英雄がいる。
    帝国主義(ラインハルト)VS共和主義(ヤン・ウェンリー)。両者とも天賦の才を持つ天才だけど、ちょっとひねくれたヤン・ウェンリーの方がGood!!まぁ、アニメ、音楽などなど、色々出ているけど、まずは原作をご堪能あれ!!

  • 今の #銀河英雄伝説DNT を見ていて、改めて自分が読んだ版で読みたくなって、図書館で借りた。
    今放映中なのに、やはり少しでも新しい創元文庫版の方が人気なのか、すぐに借りられた。
    本が届いてびっくり。変形してるし手垢や水濡れあと、破れて補修、角は角丸パンチ処理したみたいに丸いと言う、気合いと年期のハンパない入りよう。きっと古書店の方がもう一寸状態がいいだろうと言う有り様。しかも活字小さい、行間狭い、二段組。これで読んでたんだなぁ、当時の私。で、そういう状態の御本で敢えて読む伊達と酔狂♪
    でもまだ、読みながら再生されるのは堀川さんや塩沢さん、富山さんや榊原さんらの声。これが何時宮野さん梅原さん諏訪部さん鈴村さん…に置き換わっていくのだろう

  • アニメ映画版の「わが征くは星の大海」のラストシーン、「二人の英雄の戦いはここからはじまる・・」。 こんな終り方されたら、先が気にならないワケがない!当時はタバ臭いと思いましたが加藤直之さんの表紙・挿絵もいいですね。

  •  もう何度読んだか忘れた…。とはいえ、展開は兎も角、進行速度はだいぶ忘れていたな。正直言って1巻で、イゼルローン攻略・アムリッツァまで進んでいったのは意外であった。

     そもそも本巻が全体から見た序章でしかないのは間違いない。が、キャラクターの豊富さ、奥行きの深さ、えも言われぬ魅力(悪人、小悪党を含め)は本巻だけでも十分味読できる。

    (目次)
    序章 銀河系史概略   
    第1章 永遠の夜のなかで   
    第2章 アスターテ会戦   
    第3章 帝国の残照   
    第4章 第一三艦隊誕生   
    第5章 イゼルローン攻略   
    第6章 それぞれの星   
    第7章 幕間狂言   
    第8章 死線   
    第9章 アムリッツァ   
    第10章 新たなる序章

  • 約20年前に私たち姉妹を熱狂させてスペースオペラは、改めて読んでも私を楽しませてくれた。
    退屈な病院のベッドの上で読んだ銀英伝は、忘れられない時間となった。

  •  SF小説。著者は田中芳樹で銀英伝の他に、アルスラーン戦記やタイタニア、創竜伝などの作品も有名だ。

     帝国の若き元帥ラインハルトと、帝国から分離し民主主義を標榜する同盟軍の提督ヤン・ウェンリー。この二人を中心に語られる宇宙を舞台にした歴史群像劇となっている。未来の話なので近未来の兵器が登場するが、過去の戦争で使われた戦術や戦略、歴史のエピソード等の書き込みをふんだんに織り交ぜてある。物語の中で各体制の腐敗と膠着が過去の歴史をトレースするという方法により人の歴史の愚かしさを暗に浮き彫りにしている。そういった人の歴史を皮肉りつつユーモアを含めて描いてある。

     作中では3回の戦役の模様と戦闘に至るまでの経緯が帝国、同盟軍、帝国の自治領フェザーンという立場の違う国のそれぞれの視点で描かれる。各エピソードを深く描きこむという方法はとられず、バランスの良い分量で各エピソードが描かれ、テンポよく物語が進んでいく。

     個人的に中学生の時に読んでいたらはまった作品だったと思う。次巻以降も評判が良いのでじっくり味わいながら読み進めていく予定だ。

  • 面白い。時間があるだけどんどん読んでしまう。他の類似の漫画や小説に影響を与えたのか与えられたの?って感じるけど。
    何かかなり未来の設定なのに中世ヨーロッパ風…なところはまぁ置いといて、戦艦に乗ってて艦内で大怪我ってのがよくわからないと感じたり。
    いずれにしても続きが楽しみやー。

  • ヤンウェンリーは私の人生の師です。

  • 再読中。うーん、やっぱり面白い。

  • 夫実家の蔵書。

    名言が多すぎて耳が痛い。自分の信念にのっとって緻密に行動する登場人物はすごいわ。

    用兵は戦場までは補給、戦場では将が大事とか、ためになるわあ(SLG的に)
    p231のヤンの台詞とかも心に残る

  • 文章が助長なような気がして途中で放置しているけど、続きを読むつもりはあるという意味も込めて。かれこれ6.7年前から…
    『創竜伝』のどたばたコメディーは面白く読めたので、最後まで用意してから一気に読みたい。

  • キャラクタ優先型の若向け小説のほぼ最初に読んだ物語。
    この作品を最初に読んだから、ライトノベルにも平気で手が出せる。
    こういう作品こそ、読書が楽しいのかもしれない。

    銀河では二大勢力がにらみ合っていた。
    ひとつは皇帝を頭に抱く「銀河帝国」。
    もうひとつは民主主義世界の「自由惑星同盟」。

    それぞれの勢力にラインハルトとヤン・ウェンリーという若き天才が登場することによって時代が動き始める。
    天才くらべはどちらかというとヤンの方に分があるが、官僚主義に悩まされ力を充分発揮できないことが多い。

    一見壮大なスペースオペラだが、架空戦記ものとしても読めるかもしれない。

    キャラクタ優先型の小説なので、極端で愉快な登場人物たちがいっぱい。
    彼らの魅力が作品の魅力だ。
    シスコンでプライド高いラインハルトくん。
    どう刷り込まれたのやら彼にひたすらつき従うキルヒアイスくん。
    稀代の策士なのに年金生活しか夢見てないヤンくん。
    白兵戦だけを楽しみにしてるシェーンコップくん。
    などなど。
    彼らの軽口が作品のすべてかもしれない。

    外伝もある。

  • 確か初めて読んだのが,高校2年生の夏ぐらいだったと思う.
    あれからもう10年以上経って,小説は手元にないのが残念だけど.

    また,時間ができたらゆっくり読んでいきたい.

  • 最初に買った新書版を大事に読んでます。もう何十回読んだことやら。

  • (一応新書版の全巻・外伝4冊:持っていますが、お約束で1卷のみ登録(笑))
    最初の1卷が読むのが大変です(^_T)
    けど、読まなかったら「歴史」という名の設定が分かり辛いのでやはり読んでほしい!
    その後…2卷からはぜっっったい!!おもしろいのでスペースオペラ大好きな方にはおすすめ!

    元が三国志…とは…なるほど、おもしろいっす。
    そして、なにより田中先生自ら、美麗調とおっしゃる文体がとても良い感じなのです(*vv*)

  • 読み返して面白いからすごく悔しくなった。
    設定とかキャラクター達とかもう全てがうまいなあ…

  • 借本。
    一年で百冊を読むには、このシリーズを読めば楽勝!と。
    今までは全10巻に圧倒されて、ワザと読みはずしてたのですが、意外とハマリました。面白い!

  • 久し振りに読み返したのですが、やっぱり好きだ。面白い。

  • 古本屋で全巻セットで売られていたので買って一気に読みました。宇宙空間なのに回廊があって空間上の往来が限定されていたり、広大な宇宙空間に浮かぶ要塞で一進一退したり、そこら辺はぶっちゃけどうなの? と思う面もあるけど、宇宙空間だと思わなければ面白いです。

  • 初めて読んだのは中学2年生の時です。
    多感な時期だったせいもあり、衝撃的で、物事の見方にも影響を受けました。
    反骨精神満載。
    死ぬ間際に「一生の内に出会った最高の1冊は?」と聞かれたら、間違いなく『銀英伝』と答えます。

  • アスターテ会戦好き。戦争シーン好き。てか、やはり戦ってなんぼですね!

  • 全10巻+外伝4巻読破しました。

  • 全10巻。有名なので紹介するまでもないでしょう。

  • 田中芳樹の代表作。文句なしに面白いです。だた文章にちょっとくせがあるかな?
    外伝含め全巻所有。

  • 黎明編。
    なつかしーい。こんなものを載せたらまた読みたくなってしまいます。キルヒにライヒにヤンにロイエンタール。長い名前ばっかりだった・・・。

  • 私が小説にはまるということを体験した小説です。
    しかし年齢をへると帝国ではなく同盟よりになってしまうのは何故・・・?
    今はエースコンビ一押しです。
    読み始めたときは外伝まだ二巻までしかでてなかったなぁ・・・(・_・;

  • トクマ・ノベルスだと画像がないのですが、この版で大事に持っているのであえて。
    私の人生で一番の衝撃的作品です。

  • 最初はとっつきずらいですけど、読めばはまります。

  • 銀河帝国と自由惑星同盟それぞれに現れた二人の天才の、生涯にわたっての戦いを描く。<br><br>壮大なスケールを緻密な設定で書き上げているので、読んでいてものめりこめます。<br>がっつりしっかり文字ばかり。新書版だと余計にキッツイかもしれないので、文字慣れしていない人は漫画→文庫で行くと良いのかも。でも私は好き。<br>登場人物の名前が多いけれど、みんなキャラが立っているので覚えるのは比較的楽なはず!

  • 高校時代運命の8巻を読んで男泣きに泣いた思い出深い作品。
    受験前だってえのに(なんとか受かったけど)。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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