銀河英雄伝説外伝 1 (TOKUMA NOVELS)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 411
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784191532366

作品紹介・あらすじ

ゴールデンパウム朝銀河帝国の開祖ルドルフ大帝の即位から486年宇宙歴759年、ラインハルトは19歳だった。この年、自由惑星同盟軍への報復をとなえて、銀河帝国軍は3万5000余隻の討伐軍を帝都オーディンより発進させた。「愚劣な戦い!」とラインハルトは思った。「おれに全艦隊の指揮権があれば、この無益な会戦でも完勝してみせるのに!」。15歳の初陣以来、幾多の武勲をかさねてきた彼の野望は、この王朝を倒し全宇宙の覇者となることだった。彼の横には、ジークフリード・キルヒアイス少佐がひかえていた。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな人がたくさん登場しているし、大好きな出来事がたくさん語られている外伝(*^.^*)♪はしゃぎながら読んで、可哀想な目で見られた(^^;)でもいいじゃないかキルヒアイスとアンネローゼ様に会えたんだから(^^)♪実はベーネミュンデ侯爵夫人も好き(^^;)ゞ

  • 架空の王朝の歴史をよくもまあこう考えつくものだなぁ、と感心します。この現実世界の何百年後が舞台設定なのですが、文化や技術はあんまり発展していない。戦争ものなので人がたくさん死ぬのですが、こんなに死んで大丈夫なのかというくらいお亡くなりになります。名もない数だけの表現ですが。

    本編の過去の話。物語もセリフ回しもキャラクターも表現も面白い。
    昔読んだものを再読。

  •  SF小説は余り読まなかった。特にこのようなたくさんのキャラクターが出てくる戦争物は、読んでるうちに混乱するだろうと思って避けていた面が強い。しかし、そのような事はなくすいすいと、銀英伝の世界に引き込まれていった。はっきり言って、面白かった。戦争と言うものが多くの死を持って行われると言うことは、言うまでもないけれど、ここまでそれに苦悩しているヤン・ウェンリーというキャラクターに惹かれた。ラインハルトという天才の、思い切ったやり方も面白いものがあった。この小説は、戦史という流れの面白さもさることながら、英雄伝説と銘打つだけあって、キャラクターの個性という面において非常に惹かれるように感じる。しかし、フェザーンと地球の影の暗躍という面が見え隠れしているのが悪趣味で僕は好きだ。

  • 友人から進められてはまり、一気に読んだ本。
    ロイエンタールとミッターマイヤーの二人の友情が好きだったなあ(*´ω`*)

  • もうね、ごちそうさま!おなかいっぱい!

  • 外伝は外伝でこれまた面白い。ずっとくだけた調子でいいですね。

  • 外伝1「星を砕く者」。

  • 泉美さん推薦

  • 以下全巻。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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