退職刑事 (徳間文庫 103-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195671139

感想・レビュー・書評

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  • 昭和の空気~。
    団地での団欒、和服でくつろぐ、言葉遣い。
    妙に色っぽい話が多いのもセピアな感じ。
    5兄弟の末っ子刑事が事件を家で親父さんに話すと事件を解決してくれるパターン。
    あ、これは覚えるというのもあったけど、以前読んだ時よりも昭和の空気に浸れて楽しい。
    この本はアンソロジーだそうなので、連作の方も読んでみようかな。

  • 日本の安楽椅子探偵の草分け的ミステリ。
    これを子供の頃に読んでしまって、安楽椅子探偵スキーになってしまった。
    実家に戻って久しぶりに何度目かの再読。
    いま読んでも面白い!
    父親と末息子という関係もいいんだよなあ。

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著者プロフィール

(つづき・みちお)1929-2003。東京出身。10 代から時代ものを発表していた読物雑誌の衰退に伴って海外ミステリ翻訳家に転向、『E
QMM(エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン)』日本版編集長を経て、1961年『やぶにらみの時計』を刊行、推理作家となる。トリッキーな趣向を凝らした作品の一方、ユーモラスなアクション小説、捕物帳を含む本格推理、ハードボイルド、SFミステリなど多彩な作風をもつ。永く無冠でいたが晩年に日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2022年 『都筑道夫創訳ミステリ集成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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