銀河英雄伝説外伝 1 (徳間文庫 152-3)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784195684528

作品紹介・あらすじ

宇宙暦795年、帝国暦486年。ゴールデンバウム朝銀河帝国は、自由惑星同盟軍の攻勢に報復を開始。皇帝フリードリヒ4世の戴冠30周年を勝利で飾るのだ。この戦略的意義のない会戦の陰で、帝国軍中将ラインハルトは、皇帝打倒の野望を抱いていた。王朝を倒し、自分こそが全宇宙の覇者となるのだ。19歳の若者が帝国最大の反逆者となるだろうことを知る者は、副官キルヒアイスのみだった。長篇スペース・オペラ。

感想・レビュー・書評

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  • 今までの『銀英伝』シリーズの中で最も体調が悪く、また読書環境も万全ではなかったのにも関わらず、読ませる筆力に脱帽。それと『銀英伝』本編全10巻を読み終わってから着手した私の判断が間違っていなかったことも評価に加味された。
    本編の隙間を補う旨味を伴ったエピソードが何とも云えないエキスとなってカタルシスを少量ながら味あわせてくれる。小刻みであるが故、それが読書の牽引力となった。

  • 貸して頂いて読了。

    カタカナの名前を覚えるのが苦手なため登場人物がなかなか覚えられない上、戦術メインに淡々と進むため、私にとっては取っ付きにくい内容。
    それらを補ってあまりある魅力を感じたため、続けて次巻以降も読む予定。

  • ロイエンタールとミッターマイヤーがラインハルトに下るシーンだけでお腹一杯。
    しかしラインハルト&ヤン以前の両軍は低レベル同士の争いだったのだなあ。例えばラインハルトが軍に入らなかったら、ヤンが捕虜になっていたら、歴史のif話をしても無意味であるけど、どちらかが大敗してもおかしくない。

  • 本編の過去にあたる話。ロイエンタールとミッターマイヤーがラインハルトの麾下に加わるエピソードなど。


    エピソード自体はアニメで見てしまっていましたが、アニメとの違いを見つけながら読むのも楽しかったなーと。
    なにより嬉しいのがキルヒアイスがラインハルトの隣にいること!ラインハルトが何度もキルヒアイスの髪を触っている所とかを読むと、本当に2人はずっと近い距離にいたはずなのになって、ずっとこのまま2人で歩んでいくはずだったのになって、改めてキルヒアイスとの時間が大事な思い出に感じる。

    現在本編の5巻まで読了していますが、本編と比べて外伝のラインハルトがとても少年らしい!このラインハルトは好きだなって思いました。


    解説にも書いてありましたが、外伝1は本編の2巻を読み終わってから読んだ方が楽しめると思います。

  • 双璧との出会い、同盟軍の内情など本編が始まる前の舞台裏が垣間見える。

  • 2008.09.06開始 2008.09.07読了

    ラインハルト&キルヒアイスとロイエンタール&ミッターマイヤーの初対面。

  • 全10巻+外伝4巻読破

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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