シュナの旅 (アニメージュ文庫)

著者 :
  • 徳間書店
4.04
  • (556)
  • (465)
  • (450)
  • (15)
  • (3)
本棚登録 : 4059
感想 : 448
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784196695103

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりに読みました。ナウシカやもののけ姫の世界がちらちらと過るのは、やっぱり宮崎さんの世界の中だからでしょうか。
    確かに地味だけど短くても映像でも見てみたいかもしれない。文字として読んでもみたいお話。

  • この世界観すき

    これぞ宮崎駿ってかんじ

  • 「風の谷のナウシカ」公開の前年に出版された本。
    あとがきで、この話のアニメーション化が夢だったと、宮崎さんは語っています。

    後に、「もののけ姫」や「ゲド戦記」の原案として、その要素が使われているのですが、
    ひとつの作品としての「シュナの旅」も映像で観てみたかったなぁ。

    “宮崎駿”が詰まった作品ですよね。
    これを読むと、「ナウシカ」や「ラピュタ」などの後の作品たちは、
    この1冊のヴァリエーションなのだと感じます。

    彼の伝えたかったことが、きっとここに凝縮されています。
    まぁ、そうでもなければ14年も後に「もののけ姫」として発表しませんよね。

    名作です。

  • 映像化しないんでしょうか。宮崎さんが思いのまま描いたもので、本当はこういう作品作りたいのかなと・・映像化しないんでしょうか。

  • 宮崎駿作品の原点とも言うべき作品です!
    一部では「ゲド戦記」の原案になったとも言われている本作ですが、漫画というよりは絵本と言った方が近いかもしれません。
    わずか150ページの中で展開されるこの作品の中に秘められたメッセージはとても力強く、そして身体に染み渡る水のようにやさしく語りかけてきます。
    この地球という惑星に【人間】として生まれてきた意味と意義。それらをこの物語は教えてくれようとしているのかもしれません。
    全体的な雰囲気が「風の谷のナウシカ」に似ているので、「風の谷のナウシカ」と併せて読むと更に楽しめるかと思います。

  • 宮崎アニメの原点。
    人間の土地のギヨメをどこか連想させる。

  • 傑作
    まさに天才

    ゲド戦記これが元だと信じたくない
    宮崎駿でもう一度シュナの旅を映画化して欲しい

  • チベットの民話を元にした、絵本調の作品。
    本作の要素のいくつかは「もののけ姫」にも引き継がれているようだ。
    無駄のないストーリー。傑作。

  • 不思議な世界観だな~と思ったら、チベットの民話が元になっているのですね。
    ちょっと怖いような話です。

  • とっても好きなお話。これを読んで、犬になった王子も読んでみたが、漫画とはえらく変わっていたので、やはり宮崎駿のワールド感と、なんともいえないあの絵が好きなんだと思う。
    ただ麦の種を取りに行くだけなら、地味な物語なんだろうけど、月が人間を食べ、巨人が麦の種を吐き出し育成していたり、地味な物語に「え?」って驚くようなファンタジーを取り入れるところが、奇想天外。それが奇抜なのではなく、自然や摂理に寄り添った、なんだか納得できるね、という部分を体現しているところが好感。いや、嫌いになりにくいと言ったほうがいいのかどうか。

全448件中 121 - 130件を表示

著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮崎駿の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×