小説ふしぎの海のナディア 下 (アニメージュ文庫 N- 67)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784196696445

作品紹介・あらすじ

1889年パリ万国博で出会ったジャンとナディアは、ナディアの持つブルーウォーターをめぐって、悪の秘密組織ネオ・アトランティスとの戦いに巻き込まれる。そして彼らはネモ船長率いるノーチラス号に助けられ、ノーチラス号と行動をともにすることになった。そこでナディアたちは様々な経験をするが、空中戦艦を完成させたネオ・アトランティスによって、ノーチラス号はナディアたちだけを残して、海底深く沈んでいった…。その後、とある島にたどり着いた彼らはネオ・アトランティスとの最終決戦へと導かれていく。スーパーノベライズ3部作完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 90年にNHKで放映された庵野秀明監督の"ふしぎの海のナディア"のノベライズ。下巻はリンカーン島での日々から物語の終幕に向けてのラストスパート。

    ナディアは自分に秘められた出生の真実を知り、その運命に苦悩し、立ち向かいながら成長を遂げていく。息つく間もない展開と超科学バトル、そこにナディアとネオ・ネモ、ジャンたちの人間ドラマが彩りを加える。宇宙にまで広がったドラマは人の想いの力を示し、幸せな未来を描くエピローグへと続く。読み終わって胸が熱くなるのを感じた。
    巻末には庵野監督の個人的な思い出を交えたあとがきもあり。

    一つだけ気になったのは"ナディアの白い太もも"という表現かな。"はだいろ"が普通にあった時代とはいえ、褐色が売りの彼女なのではと。

  • 自分達以外、誰もいない島。
    閉じられた空間で生きていこうとする少女と
    出て行こうとする少年。

    結局人はいますが。
    むしろ驚きな場所でしたが、とりあえず人数確保?
    そして己がどういう存在か知った少女は
    また色々と悩み始めます。
    確かにそうだと思っていた事が、きれいさっぱり
    覆されれば混乱します。
    この辺り、普通の女の子っぽいです。

    クライマックス間近、という事もあって
    そういらいらする事もなく、一応の終了。
    最後のカップリングに、ありかと言いたいのは
    のっぽさんと幼女、ですか?
    全世界(?)憧れの幼な妻…w
    まぁ最後の最後にも驚きでしたが。
    一体いつの間に…なのでしょう?

  • ネオ・アトランティスの空中戦艦との戦いの後、ナディアたちを逃がしたノーチラス号は、海底へと沈んでいった。
     無人島に流れ着き生活を始めたジャンたちは、エアトンや三人組と再会する。しかし、幸せはつかの間、ネオ・アトランティスとの最後の戦いが始まる。
     いろいろ問題のある無人島編は短くまとまっています。やっぱり面白くてドキドキして、毎日が冒険だったらいいのにと思います。エッフェル塔でのジャンの「一度しかない人生だ、パーッといこうよ!」が、ずっと忘れられない言葉になっています。

  • 2007年9月25日

  • スーパーノベライズ3部作完結編!

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