風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

著者 :
  • 徳間書店
4.13
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感想 : 487
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784197735815

感想・レビュー・書評

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  • 3回目(?)の読み開始、評価は最後まで保留。
    ここ15年位の宮崎駿の仕事ぶりはほとんど評価しない口ですが、このマンガだけで宮崎駿は永遠に称賛を受けるに値するとは思っております。
    人間の業への深い考察もありつつ、ポップカルチャーに必要なカタルシスも合わせ持つ、なかなかお目にかかれない作品。

  • いつか読みたいと思っていてやっと読めた。噂には聞いていたけれど、映画の解釈全否定。というか、本当に序章にすぎなかったのだなあ。でも映画以上にナウシカはすごい人だと実感した。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「本当に序章にすぎなかったのだなあ。」
      連載途中でアニメにしたのだから、仕方無いですよね。
      長い話だから、TVで連続物として作られた方が良か...
      「本当に序章にすぎなかったのだなあ。」
      連載途中でアニメにしたのだから、仕方無いですよね。
      長い話だから、TVで連続物として作られた方が良かったのかも知れませんね。
      2013/04/01
  • 映画はかなり昔に見た。なにがなんだか、子供の頃だったので記憶が曖昧。

    駿氏の絵をはじめてまじまじと見た。
    設定の説明があんまりないまま進むのが、とっても素晴らしい。
    トルコとかイスラエルのところあたりを舞台にしているのかな?
    最初のページからくらべて、徐々にペン先が荒れてきて、線がページをおうごとに太くなってきてる。

  • ナウシカの映画がめっちゃ好きなんですが、原作漫画があると知って早速2巻まで拝借。

    映画の内容は2巻の途中まで。

    王蟲の子供が罠に使われていたが、それには凄い陰謀があるらしく…皇弟が怪し過ぎる!!
    続きが気になりますー^^

    (中央図書館)

  • 実は大昔に読んでいた一本。
    映画版のある程度万人ウケを狙ったストーリーとは違い
    結構ドロドロでグロテスクで奥が深く、
    ストーリーが難解な所が気に入りました。

    ラピュタに出てくるゴリアテの原型のような飛行船も出てきたり
    パヤオ監督の趣味全開な作品ですね!

  •  世界観の説明に多くのセリフを費やしているが、複雑な設定なので無理もないかもしれない。映画ではそれが必要最低限の時間でしかできなかったが原作では十分にできるので、ナウシカが生きている世界の詳細がよく伝わってくる。ほぼ映画と同じように話が進むが、巨神兵の存在やトルメキアの脅威は遥かに大きい。ナウシカが腐海の底でアスベルと語り合い、翌朝脱出を試みるところで1巻は終わる。

  • 小学生だった当時、公開された映画を観てからリアルタイムで単行本を買い始めた。この作品に置いていかれないように、一生懸命考えながら読みふけった青春の書。

  • 読むたびに、深まる。底の見えない作品。【2020年8月3日読了】

  • 新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」のディレイビューイングを観にいく準備に、20年ぶり3回目のマンガ版ナウシカ。映画版より血なまぐさく死人が多くナウシカに選択肢はなく、戦争ものだったんだなあと気が付いた。あと6巻、じっくり読む。

    ストーリーは知っている人は知っているし、いまさらこの物語がおもしろいことを言い立てる必要はまったくないのだけれど、面白いですね... 空中戦の描写とか特に...

  •  アニメ界不朽の名作「風の谷のナウシカ」の原作コミック全7巻。 
    映画がフォローしているのはせいぜい2巻位まで。以降の宮崎イズム全開の混沌とした世界観は圧巻。
    巨神兵は原子力の比喩だが、主人公は自らのパワーを制御しきれない巨人までをもその愛で包み込む。自らの肉体を蝕まれながら命を賭して危機に立ち向かうナウシカの姿に、原発を食い止める作業員の姿を重ねて読める、と言っては美談すぎるだろうか。
    現実世界では愛だけでは解決の糸口は見えない。

    短期間で一気に7巻全て読むことを勧める。圧倒的な世界観に引き込まれて、現実に戻るのに時間がかかる。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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