- Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784197755141
感想・レビュー・書評
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クシャナ麾下の兵士さえもナウシカには一目置いている様が嬉しい。アニメの筋からは離れ、土鬼諸侯国とトルメキアの両軍の戦闘に巻き込まれたナウシカの葛藤が見て取れる。トリ馬カイの最期は悲しかった。本書の定価を見ると消費税3%時代のもの。残念ながらページのあちこちに黄ばみも出てしまっている。しかし宮崎監督独特のタッチで描きこまれた物語は色褪せない。
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第三巻。
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クシャナの言葉はいちいちカッコいいです。
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言ってみれば膠着の巻だが。
ナウシカの気高さに、ドルクも、トルメキアも、カイも、身を捧げんと欲する。
ここで森の人というものが。 -
愛と怖れは共存しない。けど……。
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「マニ族の僧正に、失われた大地との絆を結ぶ「青き衣の伝説」の実現だと
予言されたナウシカは、再び戦役に参戦。一方、王蟲の大群は南へと向かう。大海嘯を予感したナウシカはそれを追うのだが…。」 -
#2430-191
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庵野秀明さんによると「宮さんの作品は絵コンテ段階が最も(宮さんの)理想に近い」という(「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」より)。映画製作では完成に近づくほどにその純度が下がる宿命にあると。
そういう意味では本シリーズは宮崎駿さんの最高純度作品と言える。ナウシカから始まるジブリ作品に登場する躍動感あるキャラクターの原型もたくさん登場する。まったく古くならないマスターピース。