銀扇座事件 上 (TOKUMA NOVELS)

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 65
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198504533

感想・レビュー・書評

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  • 非常に後味の悪いオワリ方だったが、下巻を読んでなるほど。
    本書読んだ方は、必ず下巻も読んで下さいな。

  • 狩野俊介くんシリーズです。 これは予断のない状態で読もう。というわけで、まだこの本を読んでいない、なおかつこれから読む可能性があるという方はこの先を読まない方がいいと思います。 それと、もしこのシリーズをまだ一冊も読んでいないのでしたら、先に二冊くらいは読んでおくとさらにいいかも。ああ苦しい。 この本の感想をネタばれにならずに書くのは非常に難しいですね。無理です。

    (以下、ネタバレ含む)





    上巻を読み終わった瞬間、あれっと首をひねりました。その疑問は下巻の最初の数頁で解消しましたが、やられたーっと思いました。 仕掛けのある事件なのですが、その仕掛けは多分このシリーズを熟知された方により強く働くと思われます。あぁ。しまった。シリーズ順に読んでおけばよかったなあ。と、今頃になって思うわけです。
    無駄な説明がないせいもありますが、上巻に比べて下巻の展開がものすごく速く感じました。いや、それも当然か…。だって、ねえ?
    この作品は本格推理色が比較的少ないです。上巻では意外すぎてわかりませんでしたが、下巻の事件が起こった時点で珍しいことに犯人もわかっちゃいました。事件そのもののトリックより物語り全体に仕掛けられたトリックの方がメインだったかな、という感じ。
    ただ、私は超常的なものが出てくるとちょっとうさんくさくなってしまう方なのですが、真の真相(?)は本当にアレなんでしょうか。(2001-9-29)

  • 最初なんで今回の狩野くんはこんなに冷淡で堂々としててるのかと思いきやラストは仰天の結末。え?これ上巻なのと思った。
    にしても狩野くん前はおどおどしてたのに今回は堂々としすぎて逆に引くんですけど・・・
    中学生で野上さんのお陰で捜査に加わってるんだから、もう少しおどおどしてるぐらいのが良かった。警察まで嘗めてそうな感じだし。てか性格変わりすぎーー。最初から上から目線の生意気な餓鬼なら違和感なかったんだけど、どうしたの君ってレベル。
    この違和感が下巻で解消されるのかな~

    アキちゃんはこのシリーズのヒロインだと思ったのに!
    なぜこうなったし。

  • 狩野俊介シリーズ

    銀扇座で行われる百嶋美也子の復帰公演。美也子の元に送られる脅迫状。護衛を依頼される野上。殺害された共演者・水越。そして美也子の付き人・泉子。武井刑事を中心とする捜査。最後に殺害された中垣弁護士。俊介が導き出した真犯人。

     2010年4月23日再読

  • 2009年7月

  • 2004年10月16日読了

  • アキが!!!!


    アキがァァァァァァァァ!!!!!!!!!!










    超ショックo(Ω□Ω)o

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著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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