暗闇神事 猿神の舞い 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)

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著者 : 藤木稟
  • 徳間書店 (2005年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198506797

暗闇神事 猿神の舞い 朱雀十五シリーズ (トクマ・ノベルズ)の感想・レビュー・書評

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  • いつの間にやら新刊が。
    秋に出てたみたいですね、今更ですがようやく本屋で気づき購入して読みました。



    舞台はやはり昭和初期。
    迫り来る太平洋戦争の不穏な気配に満ちた東京で起こる連続通り魔事件と、ある歌舞伎一座の襲名行事の最中に起こった不可解な殺人事件。
    カニバリズムに肉食の守り神といった不気味なキーワードの中を馬場と柏木が奔走する。



    正直な話。
    朱雀十五シリーズ、段々インパクトに欠けていっている気がするのは私だけではないだろう。
    陀吉尼〜大年神くらいまではその怪しく恐ろしい雰囲気に浸りながら読むことが出来たのだけれど、ここ2作は読み終わってもなんだか物足りない。
    初期の作品を読んでいる時によく感じた背筋がぞっとする感覚がないのだ。
    雰囲気に慣れてしまったのだろうか?
    今回の作品もグロテスクではあったけれど、底に流れる妖気が少ない気がする。

    とりあえず今回はまだ解決のついていないポイントが残っているし、時代が戦争へと傾いていく中で柏木や朱雀の取る行動が気になるので次回作に期待。

  • 家族の尊厳や命より体裁の方が大事な一族の起こした事件。前々回から後味が悪い作品になってきた様な…。黄泉比良坂暗夜行路で化粧する時白粉をしなかった時や(化粧はアラを隠すだけでなく身だしなみという意味もあるのでいくら肌が綺麗でも白粉を塗らないのは訪問先に失礼)自分の見た目に対して自虐的な華子に「そんなこと…」と言った時(ブスが美女に慰められるほどの屈辱はない)もチラッと思ったのだが、23,4歳にもなって16歳の娘と友達になれるなんてやっぱり律子はどこか幼いのだろう。7歳の頃から社会人だった事を考えると奇妙だが。彼女が柏木に結婚しても友達でいようと言ったのは本音なのか暗に結婚を意識させようとしているのか。朱雀の容姿描写が巻を追うごとにトンデモないことになっていくのにヒロインである律子のそれがどんどん普通っぽくなっていくのも気になるところ。(幼な顏の美少女→陶人形のよう→丸顔の女→健康的で清々しい人)というかこのシリーズ、既婚の女性や男のいいなりになる女に対して冷たいというか、そういった女の扱いがかなり悪い様な気がする…。律子の変装好き設定が消えたのも気になる。

  • 律子のキャラがおかしい。5巻で物事の真相が明らかになったとき真相によっては解いた人間が傷つくこともあるということを学んだ筈なのに申田家の謎を朱雀に解かせようとしたり、普通の家の娘ならともかく梨園の娘である綾乃に結婚が嫌なら断ればいいと言ったり。イイオンナ過ぎる女も嫌いだけどこういう女もなあ。しかも最初からこうならまだしも途中からこんなキャラになられても。
    朱雀も律子が怖い物知らずであることを知っているのによく謎の文書の送り主探しに協力したものだ。
    4巻でローマ字を知らない律子を馬鹿にした顔で見たり不気味で不可解な女になっても仕方のない育ち方をした華子を不審に思ったりした時も思ったのだけど、彼は本当に律子の言う通り、女に「優しい」のではなく「甘い」だけなんだな。

  • 今回は何かと因縁めいている
    歌舞伎座が舞台のお話しでした。

    猿田屋に代々伝わり長男の嫁がお世話をする『ミハシラツキ』様
    先祖代々受け継がれてきた三つの家宝

    こぅいぅ設定大好きですww

    でも今回のは今までの程面白くなかったな・・・

    途中で入ってた兵隊さんの手記は全く必要ないと思うし。
    これからのお話しで何か関わりが出てくるのかしら??

  • ハーメルンではミステリアスな美女、暗夜行路では天然入った変人娘、大年神では気の向くままに行動する体力馬鹿、夢魔ではいい年して小娘みたいな感性の女、と巻を追うにつれてダメダメ女になっていく律子くんのキャラが完全に地に墜ちた作品。

    仕事の内容が変わったばかりの柏木に唐突なお願い事を何度もし、梨園の妻になることを定められた女友達に対して「親同士の決めた結婚なんて時代遅れだ」と無責任にケラケラ笑い、未成年の飲酒は大正時代から禁止されているのに16歳の綾乃(もうすぐ結婚予定)の飲酒に対して何も言わず、多忙な朱雀に探偵役を頼もうとし、もう何年も前から危険なことはするなと言われ続けているのに妙なことに首を突っ込み、ハーメルンから3年くらい経ってるとはいえ化粧をせずに歩き回ってたこともあるのに都内を平気で闊歩する。

    これから彼女はどうなるんだろう?…とそんな心配する以前に朱雀十五シリーズ自体が今後続くかどうかわからない状態になっちゃってるんだけど。

  • ああおそろしや
    この話は心霊は関わらずに済んだ
    伝統ある家は禍々しいなにかも引きずっているかもしれないとおもっちまいますね
    朱雀は意外に素直

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