甲蛇の書 (TOKUMA NOVELS Edge 暁と黄昏の狭間 4)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198508043

作品紹介・あらすじ

あの騎士を、必ず再び己の魔法陣に横たわらせ、考え得る限りの呪文を使って、死よりも惨い苦痛と屈辱を味わわせてやるのが、チョンベルの望みだった。耐魔力を持つ鉄器を求めて、セフルとギルダン・レイは無法の地『赤い平原』へと旅立つが、ヘン=ジャックの魔呪師チョンベルが、ギルダン・レイへの残酷な復讐を胸に、二人を待ち受けていた。火神ソーンを崇める部族から、『セゲドの鋼』を手に入れることはできるのか。二人の絆が試される。

感想・レビュー・書評

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  • ケリードから逃れヘンジャックに対抗するため、魔術を打ち消す道具を作るセゲド族を目指すセフルとギルダン・レイ。

    いい加減放って置いてくれないか、と云うのが正直なところ(笑)
    でもギルダン・レイは苦境のなかに居るからこそ、神経が研ぎ澄まされるのだとも云っていたから、彼の魅力を引き出す物語としては妥当なのかもしれない。

    火の神ソーンとニューバの関係性が好ましかった。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。元漫画家で、眼底出血により小説家に転向。漫画作品として『京劇的無頼繚乱』(宙出版)他。2003年に小説家デビュー。代表作として「暁と黄昏の狭間」シリーズ(徳間書店)『石霊と氷姫』(幻冬舎コミックス)がある。

「2012年 『メキト・ベス漂流記 最後の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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