はかなき世界に、最期の歌を: 宵月閑話 (TOKUMA NOVELS Edge)
- 徳間書店 (2009年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198508234
作品紹介・あらすじ
祖母の房子が亡くなった。警察からは『自然死』という発表だった。しかし房子は殺された、と麻里は一人声を上げるが確かな証拠がないため、誰も麻里の声を聞こうとしない。真実が知りたい想いでクラスメイトの仁希に相談をした。仁希の親戚には霊能者がいるらしい。最初は断られたが、「お礼はちゃんと払う」と言うと、手のひらを返したように屋敷に案内された。仁希はこの屋敷でメイドをしている。主人の閑はちょっと変わった青年だった。麻里はおののきながらも相談するが「やめたほうがいい」と言われてしまい…。哀しみが悲しみを呼ぶ歌が舞うホラーミステリ。
感想・レビュー・書評
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祖母の房子が亡くなった。警察からは『自然死』という発表だった。しかし房子は殺された、と麻里は一人声を上げるが確かな証拠がないため、誰も麻里の声を聞こうとしない。真実が知りたい想いでクラスメイトの仁希に相談をした。仁希の親戚には霊能者がいるらしい。最初は断られたが、「お礼はちゃんと払う」と言うと、手のひらを返したように屋敷に案内された。仁希はこの屋敷でメイドをしている。主人の閑はちょっと変わった青年だった。麻里はおののきながらも相談するが「やめたほうがいい」と言われてしまい…。哀しみが悲しみを呼ぶ歌が舞うホラーミステリ。
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祖母の房子が不審な死をとげ、死因を知りたい麻里は親戚に霊能力者がいるクラスメイトの仁希に相談する。
高校のときからずっと気になっていた本でした。麻里ちゃんと閑の話かと思ったら、仁希ちゃんと閑のお話でした。これはよい主従。
個人的には閑の言っていた二、三年後が楽しみなのですが、続編は出ていないようなので残念。
でもなぜ表紙がメイドさんなのか……。