帝都たこ焼き娘。: 大正野球娘。3 (TOKUMA NOVELS Edge)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198508319

作品紹介・あらすじ

大正十四年、秋。東邦星華高等女学院に通う小梅は巴から新宿でランデヴーしないかと誘われた。不良が多いとウワサの新宿を、どきどきしながら歩く小梅と巴。その最中、乃枝によく似た女の子と出会う。女の子は乃枝の従姉妹で紅葉という。「東京にはおいしいものがないから」と大阪から屋台対決をしに東京まで来たらしい!屋台での東西対決を挑まれ、受けて立つ決意をする桜花会。しかしお嬢様たちには庶民が使う「屋台」がどういうものか分からなくて…。話題沸騰、待望の大正乙女たちの奮闘シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 試合も終わり、一安心で出かけた先で出会った
    友人にそっくりな女の子。

    また違う女の子登場で、しかも勝負事に。
    学院の威信にかけて! というのは
    プレッシャーが重いもの。
    とはいえ、個人的にも勝たねば、な流れでしたが。
    これは…負かしたい。

    何せフィールドは自分達の所ですから
    どういう手段でもとれるもの。
    物珍しさ、というならば互角ですし。
    いやでもまさか、そんな勝負がさらに待っているとは。
    冷静に考えれば、そういうタイトルなのですから
    当然は当然?

  • 今回は勝負はするけど野球はお休み。
    小梅ちゃん、みんなに愛されてるなぁ~(笑)
    三郎さんの出番が少ない気がしてちょっと残念!
    でも、前回で立ってた恋愛フラグがあちこちで花開きそうで楽しかった。

    桜花会のみんなが仲良くなっていくのは読んでて楽しい。
    でも、1・2巻を読んでたときにも思ったけれど、小梅ちゃんとお嬢が仲良くなったきっかけみたいなの書いてほしいな。
    他の対になってる娘たちはエピソードというか理由が書いてあるのに、小梅ちゃんとお嬢だけそういうのないよね?
    私が読み飛ばしてるだけ?


    それはともかく、今回も小梅ちゃんががんばっててそれがかわいい。
    三郎さんとのエピソードもにまにましちゃうね!

  • 読まなくても良かった。あー。あー。あー。そんな感想があった。
    「三郎」からの呼称を気にし過ぎ。そこから、何を読み取れと言うのか。
    全体が、軽佻浮薄。もしくは、所詮ままごと。のように映る。

  • 野球をやって、ひとまず片が付いた(1・2巻)と思っていたけど。続きがあった。で、まだ続きそう。


    なんとなく、野球もまたやりそうな流れになっている。

  • 3巻出ただけでも驚いたのに、あのオチは4巻も出ますね。
    微笑ましい一冊っした。

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著者プロフィール

1966年広島県生まれ。作家であり漫画原作者。多くの文献に当たって時代考証を重ね、豊富な情報を盛り込んだ作風を持ち味にしている。小説には『大正野球娘。』『三国志』『金四郎の妻ですが』『捕り物に姉が口を出してきます』『うちの宿六が十手持ちですみません』『帰蝶さまがヤバい』『ありんす国の料理人』『あやかし長屋 嫁は猫又』『恋文屋さんのごほうび酒』『七代目銭形平次の嫁なんです』などがある。

「2023年 『うちの旦那が甘ちゃんで 飴どろぼう編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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