泥棒教室は今日も満員: 夫は泥棒、妻は刑事 (TOKUMA NOVELS)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198509620

作品紹介・あらすじ

劇場のオケピットを掃除していた男性が、指揮棒に触れ、トゲがささってしまった。そして、突然亡くなったのである。
その指揮棒は著名な指揮者、田ノ倉靖のものだった。
田ノ倉のもとには、「殺してやる」という手紙が何度かきていたのだが、直ぐに破り捨ててしまっていた。
一体誰の仕業? おなじみ刑事の今野真弓と、夫で泥棒の淳一が犯人を追い詰める!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は、あちこちの方向から色々なトラブルが湧いて出てきたけど、さすがは今野夫妻。
    読み終わったらいつの間にか全部解決してた!
    今回は音楽の勉強にもなったし、ハラハラドキドキもした!
    オトクな一冊でした。

  • 夫婦の関係がよくわからないので他の作品も読みたくなりました。

  • 作者お得意の音楽もの×ミステリー。
    えーっと、結局黒幕は誰だったのか、杉戸?が殺された後、マンションの前にいたのは誰だったのか?
    謎のまま終わる……。

  • 面白かった。久々にハラハラしながら読み進んだ。

  • いつもより真弓の嫉妬が大人しい。
    楽しく読めた。


    ショッピングモールの“受付”が何者かによって爆破された。“受付”に恨みを持った犯人のしわざだろうか?偶然現場にいた今野夫婦が、受付女性を助けることに成功した!一方、劇場のオケピットを掃除していた男性が、指揮棒に触れトゲがささり亡くなった。その指揮棒は世界的に有名なオーケストラ指揮者、田ノ倉靖のものだった。実は田ノ倉のもとに、殺害予告の手紙が何度かきていたのだが、直ぐに破り捨てていたのだ。一体誰が何のために?今野真弓と、夫で泥棒の淳一が犯人を追い詰める!シリーズ第十九弾!

  • 今回のネタはクラシックとオペラ。と言えば次郎さんの十八番じゃないですか!クリスマスと年明けまでのだいたい二週間くらいで起こる様々な事件にあたふたする人たちを、淳一&真弓夫妻がまとめてトラブル解決!なのはいつもの如く楽しいんだけど、もう少しメインで活躍させてもいいし、もっとイチャイチャさせてもいいんだけどなあ。ここ数作はこういう展開なのでちょっと寂しい。まあそれでも唯一読み続けているシリーズなんだけどね。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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