遺産 上

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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198603823

作品紹介・あらすじ

世界屈指の大富豪ハリー・スタンフォードが死んだ。葬儀の2日後、遺産相続人と称して絶世の美女が現れた。はたして彼女は真実の遺産相続人か、稀代の詐欺師か。

感想・レビュー・書評

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  • 20年以上ぶりの再読。もちろん内容は全く覚えていない。展開が早くスラスラと読み進められた。
    子供たちがハリー・スタンフォードの言いなりだったことが理解できない。遺産なんていらない!と絶縁すればいいのに、と読んでいてイライラした。
    その世界を知っているが故に捨てられなかったのかな。
    そんでもってハリー・スタンフォードたぶん生きてそう。

  • エンタメ小説。下巻が気になる。

  • おもしろい。

  •  物語の内容としては、世界でも有数のお金を持っている男の人が突然亡くなって、その後の遺産争いの話……なんだと思うんですが、まだ上官だけなので、いろいろ不透明です。

     個人的には、本当に大富豪は死んだのか? ってところから疑問だし、秘書……というかボディガードみたいにしてくっついていた人が怪しくないのか? って聞かれたら、彼も十分に怪しいし。(要するに他殺かもしれないって思っている)
     遺言書を盗んだ人がどうなったのか、とか。
     いろいろ気になることがいっぱいありすぎで、謎を撒き散らしたまま終わった上巻だったような気がします。
     まぁ、ミステリーの前半部分なので、きっとそれで全然かまわないのだとは思っていますが……これが、後半部分でどう解決されていくのか、それがとっても楽しみです。

  • どんでん返しを小出しにするところがよかった。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • シドニィシェルダンのなかで

  • 面白かった気がします。

  • 日本で発売されているシドニィ・シェルダン作品中
    唯一アカデミー出版の「超訳」ではなく徳間書店から発売されている本。

    「超訳」に慣れていると、違和感を感じる。
    言い方を変えると
    「シェルダン作品は超訳だから面白い」とも言える。

    * * *

    例えば、冒頭。
    大富豪が美女とクルージングを楽しむシーン。

    「それではここらで昼めしにしよう」という台詞。

    アカデミー出版の超訳では、ここで「昼めし」という単語は使わない。
    世界を股にかける上品な大富豪には「昼食」と言わせるだろう。

    * * *
    この辺は訳者のセンスの問題なのだろうが。

  • シドニィ・シェルダンの本は大学1年のときに読み漁った。その中でも印象深い一冊。

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著者プロフィール

シドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。

シドニィ・シェルダンの作品

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