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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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雨は体で感じてみなければ、その多彩さや喜ばしさを知ることはできないものだ。もちろん、ときには雲によって、固く冷たくからい雨もある。だが、夏の雨はたいてい甘くかぐわしい。降るごとに異なる、遠い天から運んだにおいがある。
― 105ページ -
「あなたは、いったいだれ?」狭也は強い調子でたずねた。
「わたしは稚羽矢」少女は答えた。「輝の大御神の第三子。一族の末え子だ」
狭也はめをぱちくりした。輝の御子が、照日王と月代王のほかにもいることなど知られてはいない。だが、思い返してみれば、照日王はときどき、そのようなことを言っておられた。それにしても思いがけないことだ。宮の奥深くもう一人の御子がいることを、だれ一人知らずにいるのだ。しかも、縛められて――
― 126ページ -
多く感謝し、多く寿いで暮らすことが大事だよ。
― 169ページ
みんなの感想・レビュー・書評
実は最初はタイトル買いだった気が…(^_^;)ゞ中身を読んだら一気にのめり込んで続き見たさに寝食そっちのけになりました。
日本の神話をベースにしたファンタジィ。闇の一族と輝の一族の争い。その中で出逢う闇の一族の少女と輝の一族の少年。お互いがお互いに惹かれ合い、新たな想いが生まれる。
読み応えのある作品でした。なのにイマイチのめり込めなかったのも事実なんです。主人公たちの行動理念に同調出来なかったのが原因かな。いや、それが若さなんだと言えばその通りで、だから同調出来なかったとなると納得しつつも悲しいですが。
アクション少女まんがのようなノリは読んでいて楽しかったです。
小学5年生の頃に父親の棚にあったものを見つけて読んだのが、一番最初の出会いでした。いわゆる長編を初めて読み、心躍るままに息をつく暇もなく読み切った最初の作品です。 ごく普通の少女が、ある日突然運命の奔流にその身をさらわれ、やがて少年と出会い、自分の運命に立ち向かっていく――ごくありふれたあらすじですが、とにかく描かれる情景がとても鮮やかな作品です。 日々の生活を営む中で、少女たちが戯れ... 続きを読む »
中学生の頃に読んで、すごくすごく惚れ込んだ作品です。 ファンタジーといえば、海外ものがメインだった私に、日本のファンタジーの魅力を教えてくれた気がします。 日本神話をベースにした、とても幻想的な物語でした。 大好きだったけど、十年以上読んでいないと内容も綺麗に忘れてしまうものですね。新鮮な気持ちで読めました。 光に焦がれる闇と、闇に惹かれる光。 切なくて、それでいて共感できて、胸が締... 続きを読む »
荻原さん作品はどれも重みがあるけど、やはり勾玉シリーズは格別。
出てくる言葉の響きが全部綺麗。
物語全体の雰囲気というか、日本を舞台にした世界観がすごく気に入っている。
空色勾玉としての魅力は輝の一族達のキャラクターや、主人公の変貌というか成長・・・かな?
もう一人の頼りないほうはまぁおいといて(笑)
荻原さん作品の女の子は男前で本当にカッコイイ!
愛すべき人物がたくさん出てくるのもいい。
子供時代に読んでおいて良かった。
この本を初めて読んだのは中学生でしたが、今でも大切な一冊です。内容は日本の神代ファンタジーですが、恋愛もあるので飽きることなく読み進めることが出来ます(笑)
中学生の頃友人に教えてもらった本。
古代日本の物語。
日本の神話とか大好きな私にとってはかなりツボな物語でした。
日本のファンタジー。神話の世界を覗くことができる。
永遠の美しさと、生の儚さ。
絶対的な価値観と、揺れ惑いながら作られる営み。
人間らしさとはなにか、愛するとはなにかが描かれているように感じた。
大好きよ、と言えればいいのにね。
また、取り返しのつかないこと、痛みを抱えることに正面から取り組まなければいけないと思った。
すべてなかったことにしないで、受け止めて、共に生きたい。
大人が読んだほうが意外とのめり込めるかも。
小学生の頃に読んでドハマリした和製ファンタジー。
壮大なのに破綻がなく、尚且つ美しい日本語も堪能できる上質な物語でした。
子どもの成長物語というのは、いつ読んでも楽しい。
勾玉シリーズ一作目。三部作となっていますがそれぞれ独立したお話です。
和モノファンタジーですが、同じファンタジーつながりの上橋さんの作品や小野さんの「十二国記」に比べると、より読者層に寄り添って書かれたように感じられるシリーズです。
何かを教えられるというよりは、共に成長するような作品というか。そのため、出会ったときの年齢に評価は左右されそう。
小学生や中学生の女の子に、オススメしたい作品です。
グッときた。ファンタジーと言うと、外国のもの、という印象が拭えなかったが、これは日本のファンタジーと公言できるんではないかと。日本ファンタジーも負けてないんではないかと。
『古事記』も読んでみて本書読んだらトキメキ度倍増かと思われます。大好きな作品。
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中学年の頃に、現代文の先生に薦められました。活字が大好きになったきっかけの作品です^^*
この本を読んでいなければ、今の私はいないんだろうなぁってくらい、影響力のあった大切で特別な一冊です。○
鳥彦くんがカラスになって、狭也ちゃんの前に現れたときに涙がこらえきれませんでした。大好きです。
中学の時、一回。高校の時に、一回。社会人になって一回、読んだ。
この作りこまれた世界。交錯する想い。読みごたえ抜群で、読んだ後は感嘆の声をあげてしまった。凄い。
勾玉を中心に回る神々と人間の世界は、一回では理解できないところもあるけど(情報量が多すぎて理解がおっつかない)、重厚でぐっとくるものがある。
勾玉三部作とも呼ばれているけれど、これ一冊でも十分満足できると思う。
中学生くらいに初めて読んで、それからも何度か読み返してます。個人的に大好きな世界観。稚羽矢がかわいい。
児童書に分類されているけれど、大人が読んでも
十分、読み応えがあると思う
美しい日本語に心打たれる
この本を読み返すたびに、
この美しい言葉の国に生まれてきたことが嬉しくなる
思い入れが大きいので、三部作とも本棚に並べました
三冊ともに、文句なしの★5つ

面白くて一気読み。このシリーズはどれも最後までハラハラすること間違いなし。
沙也はよくも悪くも幼くて真っ直ぐな少女かなぁ。上代、及び古事記の知識があると、さらに面白い。
素敵な登場人物が多いから、...





