超巨大宇宙文明の真相: 進化最高カテゴリー9の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な外宇宙情報

  • 徳間書店
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198607456

感想・レビュー・書評

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  • うーん。SF?夢のような話だった。
    でも面白かった。
    結構前に書かれた本なので、現実とどれだけ繋がってくるかが興味あるところ。

  • 宇宙には地球よりも知的レベルの高い星がいくつもあって、彼らは地球を支配するつもりはない。
    むしろ、より高度に成長していけるように、見守ってくれている。そんな話が信じられるますか?

    この本は、この星で普通に暮らしていた著者が、ある日そんな宇宙人に「自分たちの文化を見てもらうために」さらわれ、宇宙を旅し、その宇宙人の星の高度に発展した文化を体験してきた体験記です。
    ちょっとにわかには信じがたいけど、でも書かれている内容はすごく的を得てるように思えました。
    技術的にどう実現しているのかはわからないけど、そんな世界があったとしてもおかしくないというか、むしろ今の世の中の問題が解決されてくとそうなるのかなと思えるような世界が描かれてます。

    ただ、そういう世界の一端は見せてくれてはいるものの、他の星に住んでる宇宙人は地球のことに基本的には干渉しないんだと思います。なぜなら、ゲゲゲの鬼太郎のところでも書いた通り、この星の問題はこの星に住んでいる人たちで解決すべきだと思うから。
    自分たちで気づいて、自分たちで変えていく必要がある、と思います。
    自分のこと。家族のこと。友人のこと。仕事のこと。自社のこと。業界のこと。地域のこと。国のこと。そして、地球のこと。
    どんなカテゴリであれ、自分がハンドルを握って、自分で解決を目指すこと。
    それぞれが、自分のこととして問題を見つけて解決していく、一人で解決できない問題は、誰かの力を借りながら、その問題を解決することで、自分の成長につなげていく。

    求めていくべき世界はずっと遠いのかもしれないけど、誰かがやってくれるなんて思っててもきっと届かない。
    自分のこととして捉えること、そしてそのレベルを上げていくこと、視野を広げていくことが必要だなと思わせてもらえる本でした。

    そして、この本では現代社会の問題として以下の4つをあげてます。
    まず、「お金」、そして「政治家」、次に「ジャーナリストと麻薬」、最後に「宗教」。
    この4つに問題が潜んでいるとして、どうあるべきなのか改めて考えてみるのも悪くないのかなと思ってます。
    さらに、軽視されすぎな問題として「騒音」も上がってました。確かに言われてみれば、問題がないとは言えないと思います。

    想像もできないことが、これから起こるかもしれない。
    でも、10年前に今の世の中が想像できたかというと、できなかったことも多々あったりします。

    全ての常識は非常識から始まる。

    だからこそ、自分の価値観が全てだと思わず、新しい考え方や価値観をどんどん検証してってみることは必要かなと思います。

    それと、憎しみや暴力から離れること。
    それらが何も生み出さないことを知ること。これも多くの人たちが伝えているにも関わらず、いまだになくならないものですよね。

    できること、やれることってまだまだたくさんある。
    そういったことに意識を向けて、働きかけていくことって必要なんじゃないかなと、最近よく思います。

    社会も世の中も変わってきてる。
    その波に呑まれず、逆に乗りこなせるくらいのバランス感覚を備えられるといいのかなと。

著者プロフィール

1931年フランス生まれ。
オーストラリアにて長年、造園業等に携わる。
自らのアブダクション体験をありのままに綴った前作
”ABDUCTION TO THE 9th PLANET”
はオーストラリアで、ベストセラーとなり、
TV出演等によって大論争を巻き起こした。
また世界各国でも翻訳され、ベストセラーとなった。
日本語では『超巨大「宇宙文明」の真相』(徳間書店刊)
が出版され反響を呼んでいる。
2018年7月、ベトナムフーコック島にて、
今生の”人生の旅”を終える。

「2020年 『ネイチャーズ・リベンジ 大自然の報復』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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