ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (ハウルの動く城 2)

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198607517

作品紹介・あらすじ

不思議な夜の庭で恋に落ちた、わたしの姫がさらわれた。精霊の住む瓶を手に、奇妙な仲間たちと空飛ぶ絨毯に乗って、王女をさらう魔神たちが住むという、空中の城へ…。人気作家ジョーンズが描く奇想天外なファンタジー。「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編。10代から。

感想・レビュー・書評

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  • どう考えても面白い

  • アラビアンナイトの世界とハウルの動く城をうまく混ぜ込んだお話です。魔法の絨毯や魔神などが出てきて最初はよく聞く話かと思いましたが、読み進めていくうちに様々な伏線がしっかりと回収されて続きが気になり、最後まで一気に読むことができました。個人的は前作よりも面白いと思いました。

  • 『ハウルの動く城1』を借りて読んで面白かったので、
    姉妹編という本作品も借りて読む。

    ふむふむ…おや…?

    ハウルもソフィーも全然出てこないじゃないかー!
    と思って読んでいたら、最後の方でちょろっと出てきたか!
    と思っていたら、前からそんなところにおったんかーい!

    って感じ。
    ストーリーもわかりやすくて面白かった。

    臭い犬っているよね、確かに(笑)。

  • ハウルの動く城の2巻目です。1巻目は英語で読んで結構いい加減に読んでしまったなあと思っていたのですが大体お話的には間違って読んでいなかったので一安心です。そして正直、1巻目よりこちらの方が面白かったな。

    アブダラの美辞麗句と言うか歯の浮くようなお世辞の数々がまず面白いし、荒唐無稽な事実も文化も結構ドンと構えて受け入れてしまう懐の深さが良いですね。それにしてもハウルは見当がついたのですがカルシファーとソフィはわからなかったです。ジャスティン王子もイイ感じでした。と言う訳でおとぎ話の終わりのようなハッピーエンド?と言うのでしょうか。
    また彼らの冒険が読めたら良いな、と思いました。

  • ハウル一家の続きが気になって思わず買ってしまった。主人公はタイトル通りアブダラ君ですが、それに嫌味無くまとわりつくハウル一家。前作同様読み終わった後また読み返したくなります。

  •  再読。映画はこれの要素も付け加えてたんだなあ、と読み返して気づいた。まあ正直余計だったけども。
     よく続きもので主人公が変わると新キャラの影が薄くなることが多々ありますが、前作の主人公たちを隠すことでどっちも活躍させているのが見事。猫にデレデレな兵士とかギャップ萌えも健在。
     前作でちらっと語られていたもののそんなに出番もなく終わった王子とか、全キャラあますことなく無駄なく出番があるのが好きです。インガリーは王様はあんまり有能じゃないけど周りが有能な国なのかな。
     三姉妹でマーサとマイケルだけ出番がなかったのは寂しいけど、魔女にならなかったんだから活躍できないのは仕方ないか。結婚もまだみたいだし。
     今読むと黒幕のジン兄弟が好みだった。あくどいジンを父親に持って周囲から迫害された弟とそれを慈しむ兄。お母さんが弟を疎んだのは仕方ないというかサラッと流されてたけどえぐいよ出産事情。でも弟は悪の性質を持って生まれたというより寂しかったのと兄が甘やかしまくったのが原因だと思う。
     強要されて犯した悪事は罪か、という問いがジンからハウルに返ってくるのが、軽く終えられてるけど印象に残ってます。

  • 2010.4.17
    あれおかしーな。全然面白くなかった。笑。
    前作はとても面白かったのですが、こちらは面白くなかったです。
    前作でも思ったのですが、作者の設定や作者の文化での常識が当り前に盛り込まれているので、時折とても当惑します。
    知識がないと読んでいてつまずくんですな。翻訳小説ってこれだからなあ。
    前作以上のご都合主義な展開もちょっと…。児童文学はハウルシリーズしか未読なのですが、みんな(むりくり)幸せハッピーエンドでいいんですか。

    でもハウルたちの登場は嬉しかったです。
    ハウル相変わらずだめな子ね。
    主人公の慇懃無礼な話ぶりもすてきでしたし、猫へのネーミングセンスも私は好きです。

  • この作者のはハズれがない!!

  • おもしろい!!(ёωё)♪
    「魔法使いハウルと火の悪魔」(1)よりおもしろいかも。
    普通、導入→シリーズ第1冊目の方が完成度高いのにね。驚き

  • まさにアラジンと魔法のランプの世界。
    前作ハウルとソフィーが主人公ではないので別の物語だけれど、後半そう来たか!というタイミングでソフィー、レティー、サリマン、ハウルが登場する。
    邪悪なジンと聞いていたダルゼルが全然邪悪じゃなくて拍子抜けだが、まぁ、児童書だからしょうがないか。
    ザンジブでの長いお世辞を言う習慣は周りくどいけれど、よくセリフが浮かぶなぁと面白かった。

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著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

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