ユタが愛した探偵

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 90
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198610791

感想・レビュー・書評

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  •  かなり以前に読んだ内田康夫さんの“浅見光彦シリーズ”ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。
     今回は、“沖縄”です。社会人になって出張で訪れたのは那覇が多いのですが、島内を移動することもあり、この物語の中で浅見光彦が行き来した沖縄自動車道も何度も通っています。
     さて、この作品、ネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、いつもの浅見光彦の推理のキレは見られませんでしたね。こういったところを見落とすのかと正直ちょっと拍子抜けでした。

  • 沖縄にこんな神秘な場所があるなんて、知らなかったなぁ。

  • 沖縄を舞台にしたミステリー。
    浅見光彦シリーズの中でも大好きな作品で、読了後沖縄に飛んで斎場御嶽やブクブク茶を体験してきちゃいました。
    ドラマも観ましたが、やっぱり原作が良いですね。
    あー、沖縄行きたい。

  • あいかわらずさわやかな読後感を残す「浅見光彦」旅情ミステリーの一篇。

    やさしい語り口と読者を掴み込むプロットのうまさ、天恵の才でしょう。

    沖縄が舞台、「ユタ」とは沖縄独特の霊媒師のことらしい。

  • 浅見光彦の公式第83事件
    公式第1事件の「後鳥羽伝説殺人事件」にレビュー

  • 読み終わって思ったのは、この事件・・・浅見が関わっても関わらなくても変わらなかったんじゃないか?
    というかむしろ、関わらないほうがよかったのでは(浅見シリーズには時々あることだけど)。
    沖縄でユタと呼ばれる「イタコ」的性質を持った女性とともに独自に事件解明を進める浅見だが、今回の話には警察との連携がほとんどない。
    いつもなら「浅見センセイもお人が悪い~」と展開する浅見の素性のツッコミもないのだ、それは珍しいかもしれない。
    またこの物語の中では二人のヒロインが登場し、どちらも浅見に気があるようなそぶりを見せるから・・・彼女達の誘惑?シーンが妙に目についた。
    だが最後に、少なくとも一方の女性は浅見に恋愛感情があったわけではないことがわかり。
    「ユタが愛した探偵」というタイトルは間違ってるじゃないか、と思った。
    多分、最後まで読めばそう思う人って多いんじゃないかな。

  • 沖縄などを舞台とした作品です。

  • 浅見光彦シリーズ、ほとんど読んで古本屋に売ったwコレは沖縄モノなので大事にしてるw

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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