うちのペットはドラゴン

  • 徳間書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784198612030

作品紹介・あらすじ

ベルサーキ家は、ふつうの町にある、ふつうの家に住む、ふつうの家族でした。ある日、おかあさんに「わからんちん」と呼ばれたおとうさんが、むすこのオーランドのペットにドラゴンを買ってくるまでは…。実力と人気を兼ねそなえた作家コンビが贈るちょっぴり(?)かわったペットとベルサーキさん一家のユーモラスなお話。ケイト・グリーナウェイ賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 原題 THE DRAGON OF AN ORDINARY FAMILY
    by Helen Oxenbury
    text by Margaret Mahy 1961

    こだまともこ訳 2000

    ベルサーキ家はおとうさん、お母さんそしてむすこのオーランド

  • うわーいいなあ
    わたしもペットにしてみたい!
    読んだ子供は絶対思いますよね
    それから、まあ、状況を考えて諦めますが

    マーヒーは活躍中のニュージーランドの作家
    絵を描く人がかわるからか、まったく別の本に見えます
    他のも読んでみたいなあ

    夢が画面に溢れます
    それにしても、うふふ、ラストの子猫が うふふ

    ≪ どちらまで?ちょっと魔法の島々へ ≫

  • マーガレット・マーヒーの3作目。
    こちらもまた前2作とはまるで変わって、何ともお洒落なファンタジー絵本。作品によってがらりと変わる作風に、今回もやられてしまった。
    読みながら、もう何度ぷぷっと吹きだしたことやら。

    ある日お父さんとお母さんがケンカして「わからんちん」と言われたことに腹を立てたお父さんが買って帰ったものは、何とドラゴン。
    (ペットショップに売られているのがそもそも可笑しい)
    それがすっかり気に入った家族はみんなで可愛がることに。
    でもドラゴンはどんどん大きくなって・・・

    愛情を注いだ生き物が大きくなって手に負えなくなるというのは、割とよくある展開。
    ところがこのお話はひと味もふた味も違い、突然喋り出したドラゴンが「クリスマスは僕と一緒に過ごさない?」と、みんなを魔法列島に誘う。
    この魔法列島がとびきり楽しい。
    出来ればグリムのお話を知っているとより楽しいかも。
    だって、魔法列島にいるのは「王子様が助けに来るのを待っているお姫様たち」やら、「おとぎ話で活躍する末っ子たち」やら、巨人たちや魔法使いまでいる。
    お話を単独で読む必要などないのね。
    ここに来ればどの主人公たちにも会えるんだもの。
    しかも家に帰るときは空飛ぶじゅうたんに乗るという豪華な旅。
    でもでも、帰宅して終わりではない。
    ちょっぴり胸がときめくラストまで、夢があふれている。ああ、続編があったらいいのに。

    ケイト・グリーナウェイ賞受賞も納得のストーリー絵本。
    ヘレン・オクセンバリーの挿絵が丁寧で美しく、そして可笑しい。
    軽妙な会話が終始笑わせてくれて、この面白さはむしろ大人向けかも。約15分。
    この夏、魔法列島へ旅をしたくなるお話。
    ペットを飼うならドラゴンがいいなぁと、いつのまにか思っている自分にも笑える。

  • 再読記録に。

  • 不思議なまほうれっとうに私も行ってみたいです。

  • ふつうの町に住むふつうの家庭にやってきたドラゴン。ちょっと不思議な、そして夢のある話でとってもよかった。

  • ペットが欲しい?ドラゴンそれも、とびきり大きくなるのはどうでしょう?6年生が「いいなぁ〜私も飼いたい」と言っていた。。。

  • 2011年3月8日

    <The Dragon of an Ordinary Family>
      
    カバーフォーマット/前田浩志、横濱順美
    カバーレイアウト/森枝雄司

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著者プロフィール

マーガレット・マーヒー

「1984年 『魔法使いのチョコレート・ケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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