ハンテッド~足跡鑑定のプロフェッショナル トム・ブラウンの事件ファイル

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198616854

作品紹介・あらすじ

トラッカーとは、足跡を追いかけ、過去を読み取り、動物や人間の人生を足跡の上に蘇らせることができる人のことである。「プレッシャー・リリース」という技術がそれを可能にするが、それ以上のものがある。伝説のトラッカー、トム・ブラウンは、常に観察力やアウェアネスの限界を超越し、さらに深いスピリチュアルな領域へと踏み込んでいくことで、ひとつの足跡を見て、触れるだけで、その先にある対象物の現在や未来までも正確に予測することができる。優れたトラッカーが、行方不明者や犯罪者まで捜し出せる由縁である。本書に再現された5つのエピソードは、いずれも現実の体験にもとづく実話である。

感想・レビュー・書評

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  • 五つのエピソードのうち一つが同名で映画化されました。
    「ハンテッド」は「追われる(者)」の意

  • これは、魔法だ。

    ……「高度に発達した科学は魔術と見分けがつかない」的な意味で。
    私が本屋の店員だったら、「動物感覚」と「死体が語る真実」と三冊並べてオススメしたい。

  • すごく面白かった。自然から読み取るプロファイリング。ハンテッド(野外での追跡術)の説明は、スピリチュアルな部分になると人によっては眉唾ものに感じると思うが、その分を差し引いても、感心する内容である。
    翻訳がうまいと思う。海外の本はたまに翻訳が自分の感覚に合わず、読んでてひっかかりを感じることがあるけど、この本はそれがなかった。内容的に、些細な事柄を積み上げて事実にたどるような記述が多く、単調もしくは難解になりそうなんだけど、それがなく、すらすらと読めた。

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著者プロフィール

1950年、ニュージャージー州に生まれる。
7歳の頃、アメリカ先住民リパン・アパッチ族の古老ストーキング・ウルフ(グランドファーザー)と出会い、約10年にわたって、トラッキングやアウェアネスといったサバイバル技術に加え、真理の探究に生涯をかけたグランドファーザーの生き方、哲学を学ぶ。グランドファーザー亡きあとは、アメリカ大陸を放浪しながらサバイバルの技術を磨き、主に森の中で生活する。
27才のとき、行方不明者のトラッキングを依頼されたことでトムの名は世に広く知られ
ることとなり、それ以来、彼の持つスキルは多くの人の命を救ってきた。
1978年、自身の体験を綴った『トラッカー』が出版され、同年、トラッカー・スクールが設立された。
現在も、世界各地から集まる受講生に、地球の守り人として生きる技術と、その根幹となるグランドファーザーの哲学を教え続けている。
著書は『トラッカー』『グランドファーザー』(いずれも徳間書店)など多数。

「2020年 『スピリットに目覚める』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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