ポリッセーナの冒険

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制作 : クェンティン・ブレイク  長野 徹 
  • 徳間書店 (2004年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198619534

ポリッセーナの冒険の感想・レビュー・書評

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  • 「ルクレチアの冒険」の方が正しい。 1993 イタリア

  • 全部読む前に間違えて結末を読んでしまったせいで、楽しみ半減してしまいましたが…(^^;

  • 11歳のポリッセーナは、お父さんとお母さん、イッポリタとペトロニッラという二人の妹、それにばあやのアニェーゼといっしょに暮らしている。みんな大好きな家族だが、お母さんにきつくしかられたりすると、自分はもしかしたらもらわれっ子なんじゃないか、実は本当の両親が他にいるんじゃないか、などと考えてみる。もちろん、そんなことは空想しているだけで、本気で悩んでいるわけではない。ところがある日、いじわるなセラフィーナから、ポリッセーナは修道院に捨てられていたのだと聞かされた。確かめてみると、なんと本当にもらわれっ子だったらしい。ポリッセーナは、実の両親を探す旅に出ることにした。動物曲芸団を率いるルクレチアとともに。

    けっこう厚めの本だが、あっという間に、ほぼ1日で読み終えてしまった。あまりに波乱万丈な旅で、ポリッセーナの出生の秘密が少しずつ明らかになっていく過程にすっかり夢中になった。なにしろ、旅先で出会う人たちがとにかくたくさんいて、それぞれが活き活きしているのだ。それだけでも読んでいて楽しい。結末がまたどんでん返しもいいところ! とはいえわたしはうすうす予感していて、そうだったらいいなと思って読んでいたから、この結末は本当に気持ちよくてすっきりしたのだが。いやあ、本当におもしろかった。

    また、ポリッセーナが主人公なのに嫌なやつだというのも意外でおもしろい。読んでいると、ポリッセーナのあまりに尊大で無神経な言動にむかむかしてくるのだが、もし煩悩だらけのわれわれ庶民がいざ同じ状況に置かれたら、きっと多くの人はほぼ確実に彼女と同じような態度になってしまだろうと思われる。そう考えると、彼女の態度はきわめて自然な反応なのであって、一概に彼女を憎むことはできない。だからこそ、この結末なのだ。ただそれ以前に、こうまで意思がコロコロ変わるのは人としてどうかと思うが……。

    何にせよ、この本はイラストに惹かれて手にとったにすぎなかったのだけど、読んでみたら、話の中にグイグイと引き込まれて楽しめただけでなく、いろいろなことを考えさせてくれるけっこう奥深い物語だった。うん、読んでよかった。動物たちはいかしてるし、笑えるし、翻訳された日本語は自然で読みやすいし。お勧め。(2005.4.6)

  • 今年一番のお気に入りになるかもしれない。韓流ドラマにも負けない波乱万丈に最後までグイグイひっぱられます。主人公は14歳だけど高・中学年向け。

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ポリッセーナの冒険はこんな本です

ポリッセーナの冒険の作品紹介

ポリッセーナは、イタリアの町に住む女の子。しかられるたびに、「ほんとうのお父さんやお母さんなら、怒るわけないわ。わたしの親はべつにいるのよ。王さまか、お金持ちの高い身分の人にちがいない…」と空想をふくらませています。そんなある日、ポリッセーナは自分がほんとうにもらい子だったことを知ってしまいます。家をとびだしたポリッセーナは、動物曲芸団をひきいるルクレチアに助けてもらいながら、両親をさがす旅に出るのですが…さいごまで、はらはらどきどき、本を読むおもしろさがたっぷり味わえる、たのしい冒険ものがたり!小学校低・中学年〜。

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