- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198619749
感想・レビュー・書評
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モンクトン氏、いい父親だ。娘を守ったな。
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大事な人を亡くした人は幽霊を怖れない。それほどに会いたい人。でも早世した彼女に「必要な」ことはなんだろう…。読む年齢によっては捉え方が違うかも。
宮崎監督の「この世は生きるに値する」の引用先と
聞いたけど…あれ?違ったかな? -
ちょっと冗長でロマンチックに過ぎる感じ。
最後のユンカースの操縦士が現れるシーンはくっきり鮮烈で印象に残る。
子供だからしょうがないけどボブとヴァレリーがこどもっぽ過ぎて魅力的じゃないんだよね…。 -
他の作家が書いたら★★★★なんだけど、ウェストールだから3つ。
ヴァレリーが死ぬまでは、本当に素晴らしい。
10代前半の少年の幼さ、身勝手さ純粋さが鮮やかに、リアルに描かれ、胸が痛くなるほど。
同い年でも少女の方が大人びているが、若さゆえ、美しさゆえ傍若無人でもある。
初恋の息苦しさがこれ程までに伝わる小説は滅多にない。
それだけに後半は、いかにも創作という感じがしてしまう。
ラストにドイツ人を持ってくるあたり、ウェストールらしくはあるのだが、余計なメッセージのような気がする。 -
「ぼくはウェストールが好きだ」宮崎駿←帯に印刷されてました。
ホラーっぽいけど、素敵な恋スト-リー。 -
戦争、初恋、約束。これがこの小説の大きな要素です。はじめての恋に夢中になる14歳のボブとヴァレリ―。ボブは体が弱い彼女に外の世界を教え、二人はある約束を交わします。それは恋する二人の間の可愛らしい約束・・・のはずでしたが、思わぬ展開をもたらします。後半は少し怖いかも。お互いを切実に求める思いに心打たれる物語です。
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14才のボブは赤い髪の少女ヴァレリーに恋をした。ヴァレリーもボブを好きになった。
戦争が始まっても二人の関係は変わらなかった。しかし、病弱だった彼女とした約束は、決してしてはならないことだった。
恋+ホラー小説。
最近はよく「死」について考えます。(研究テーマのため)。考え出したらきりがなくて、不思議でいっぱいです。死なないと死後のことが分からないのは、良いことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか。 -
「いいか、相手が必要としているものを与えるんだ。ほしがっているものじゃなく、な。」
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青春だねえ。