やきいもの日: Welcome to my town

著者 :
  • 徳間書店
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本棚登録 : 269
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198622350

作品紹介・あらすじ

なかよしの友だちと、大げんかしてしまった女の子。公園の落ち葉にねころんで、いろんなことをかんがえて、家にかえってみたら、おじいちゃんがたき火をしています。「じいちゃんのやきいもは、うまいぞー!」けんかあいての女の子も、そこにいて…?自然派絵本作家・村上康成が描く、秋の町のあたたかなひとこま。5歳から。

感想・レビュー・書評

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  • 喧嘩したおともだちと、焼き芋を通じて仲直り。その絵の暖かさや季節感。登場人物の表情。目線を変えた構図など、とにかく絵が素晴らしいと思います。

  • けんかのあとの気持ちと仲直りのワンシーンがクローズアップして描かれている。
    保育園児の4歳くらいが対象かなぁ。

  • 仲直りのきっかけのおじいちゃんが一か所にしかでてこない。
    もう永遠に仲良くできないかもしれないと思ったとしても、友だちとの仲直りとは、そんなちょっとしまきっかけで充分なのかもしれない。

  • 【11/16 いいイモの日(沖縄県)にちなんで紹介】
     りっちゃんは、なかよしのれいちゃんと大げんか。公園によりみちをして、うちにかえると、おじいちゃんがたきびをしていました。「さ、これからやきいもするぞい」

  • りっちゃんとれいちゃんが大喧嘩。
    ほんとは仲良しなんだよね。
    仲直りしたいんだよね。

    おじいちゃんが焼いてくれたやきいもをはんぶんこ。
    食べているうちに、あったかくておいしくて。
    泣きながら仲直り。

    ケンカをして仲直りする時の気持ちが繊細に描かれています。

  • 【母セレクト】
    ケンカしたお友達とおじいちゃんの焼き芋を食べておいしいって目が合って仲直りするお話。
    なんだか懐かしいよーな気持ちになった。
    3歳5歳の子どもたちにはまだ早かったかな。

  • 目の中に秋の色。落ち葉の色。色味が素敵。
    あたたかくも冷たい、秋がぴったりなおはなし。
    ほくほくのおいもと複雑な心。
    落ち葉の布団に埋まりながら考える今まで共に過ごした時間。
    1人で寝っ転がるりっちゃんの目線から描くのが素敵だなと思ったし、りっちゃんとれいちゃんの2人の心情を優しくえがくのが上手で、思わずほろりと涙を溢しそうになった。
    2人で大泣きして、まっくろの手で顔を拭って。
    ケンカしたままじゃあ美味しくないよね。
    仲直りした2人を飛行機雲がみまもってくれて、
    なかなおりのにおいをかいで終わるなんて、
    なんて素敵な絵本なんだろうと感動した。
    大人の心にも響く絵本です。
    ここまで感想を読んでいただいた方、
    ほとんどネタバレしちゃっていますが(笑)
    ぜひ、自分で手にとって絵とともにみてください。
    わたしはすぐ買います。というくらいおすすめです。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00358151

    なかよしの友だちとケンカしてしまったりっちゃん。ところが家に帰ると、その友だちがいて、いっしょにやきいもをすることに…? 二人の女の子の友情を、ほくほくのやきいもが取り持つ、心がきゅっとするお話。秋のにおいが鼻の奥いっぱいに広がる、〈ようこそ自然へ〉シリーズ、秋の本。 (出版社HPより)

  • 2019 1-3
    5分

  • りっちゃん、れいちゃんと大げんか、犬ナッツ、公園の落ち葉に埋まっている間にこれまでのことを思い出す、おじいちゃんが焼き芋を焼いててれいちゃんもいた、一緒に焼き芋を食べて、泣けてきたけど食べて、仲直り

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著者プロフィール

1955年、岐阜生まれ。『ピンクとスノーじいさん』『ようこそ森へ』(徳間書店)、『プレゼント』(BL出版)、の三作品でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ピンク!パール!』(徳間書店)でBIB世界絵本原画展金牌、『なつのいけ』(ひかりのくに)で日本絵本大賞を受賞。絵本に『やきいもの日』(徳間書店)、『カッパがついてる』(ポプラ社)、『フィフィのそら』(ひさかたチャイルド)、『よぞらのほしは』(フレーベル館)、『きぜつライオン』(教育画劇)など多数。

「2007年 『いっちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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