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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198625061
感想・レビュー・書評
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主人公がとても不利な状態から一日かけて立て直し最終的に主人公が勝つという事になりスカッとした。
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初っ端からイジメですごい窮地に陥る主人公。舞台は中学・高校で主人公は16歳になる少年なんだけど、リアルなティーンの話というより、訳者後書きにもあるとおりハードボイルド(謝辞にはマーロウと「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン、それにイラン・ランキンの作中のジョン・リーバス警部の名前もある)。ハードボイルドだから主人公は悩んだりめげたりはしない。とにかく闘志満々なのが心強い。まるでありがちな女スパイのような少女も出てきたりして、なんか面白い。
一発逆転は無理じゃないのと思いながらついていくと、読後感はスッキリ。痛快、という言葉がぴったりかも。
キース・グレイは「ジェイミーが消えた庭」を書いたスコットランド人だね。かなり面白いものを書くね。今後も楽しみ。