絶体絶命27時間!

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198625061

感想・レビュー・書評

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  • 主人公がとても不利な状態から一日かけて立て直し最終的に主人公が勝つという事になりスカッとした。

  • 初っ端からイジメですごい窮地に陥る主人公。舞台は中学・高校で主人公は16歳になる少年なんだけど、リアルなティーンの話というより、訳者後書きにもあるとおりハードボイルド(謝辞にはマーロウと「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン、それにイラン・ランキンの作中のジョン・リーバス警部の名前もある)。ハードボイルドだから主人公は悩んだりめげたりはしない。とにかく闘志満々なのが心強い。まるでありがちな女スパイのような少女も出てきたりして、なんか面白い。
    一発逆転は無理じゃないのと思いながらついていくと、読後感はスッキリ。痛快、という言葉がぴったりかも。
    キース・グレイは「ジェイミーが消えた庭」を書いたスコットランド人だね。かなり面白いものを書くね。今後も楽しみ。

著者プロフィール

キース・グレイ…1972年イギリス生まれ。子どもの頃、ロバート・ウェストールの作品に出会って心酔し、作家を志す。『ジェイミーが消えた庭』(ガーディアン賞ノミネート)、『家出の日』(サンケイ児童出版文化賞推薦)、『ロス、きみを送る旅』などで話題の作家。

「2020年 『父さんが帰らない町で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

キース・グレイの作品

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