赤い月: マヒナ・ウラ

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198627447

作品紹介・あらすじ

曾孫よ、100年の謎を解いておくれ!大正4年、ホノルル。日系人御用達のホテル・白木屋に宿泊していた大富豪の美しい若妻・リヨが、海岸で謎の死を遂げる。その指からエメラルドの指輪が消えていた。リヨに憧れていたホテルの奉公人・直吉は必死に真相を探るが、わからずじまいに終わる。平成20年、横浜。直吉の曾孫にあたる大学生の慶一が、ネット・ショップでエメラルドの指輪を目にする。それは、曾祖父の遺品のガラス玉の指輪とそっくりだった…。ホノルルに実在したホテルを舞台に、ハワイ移民の秘話も盛り込んだ意欲作。

感想・レビュー・書評

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  • 17:失礼な言い方になるけれども、森福さんのキャラクターものが好き。現代日本ではない雰囲気が好き。指輪の謎は、直吉にとっては謎だったけれど磯次郎さんにとってはちっとも謎なんかではなくて、「クッキー缶にお金を戻す感じ」が最後の最後にようやく伝わってくる。巡按御史シリーズの続編も、待ってます!

  • ハワイ移民時代の背景を題材にした、ちょっとした謎解きを交えながらのストーリー。
    んー、たぶん文体の相性の問題か、なかなか読み進めるのが困難でした。

  • 曾孫よ、100年の謎を解いておくれ!大正4年、ホノルル。日系人御用達のホテル・白木屋に宿泊していた大富豪の美しい若妻・リヨが、海岸で謎の死を遂げる。その指からエメラルドの指輪が消えていた。リヨに憧れていたホテルの奉公人・直吉は必死に真相を探るが、わからずじまいに終わる。平成20年、横浜。直吉の曾孫にあたる大学生の慶一が、ネット・ショップでエメラルドの指輪を目にする。それは、曾祖父の遺品のガラス玉の指輪とそっくりだった…。ホノルルに実在したホテルを舞台に、ハワイ移民の秘話も盛り込んだ意欲作。

  • 出稼ぎ農民の待遇の悪さストライキ成功する人失敗する人そういう時代だったのかな。

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