占い屋重四郎江戸手控え

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198628048

作品紹介・あらすじ

江戸は湯島天神裏の長屋住まい。天下の素浪人・間瀬重四郎。たつきの道は、占い屋。天眼通天下一の看板につられてくる客はちらほら。黙って座ればぴたりと当たるは、ほんの口上。実は当たる確率は五度に一度。ところが、両親が死んで、長屋に引き取られてきた美少女おみつに不吉な印を観た重四郎。柳剛流の必殺技・臑打ち剣法が事件の渦中で大活躍。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて池永さんの作品を読みました。シリーズものなので 次も読もうと思います。

  • 重四郎さんが良い。面白くてすいすい読めました。・・・でも、人がたくさん死んでいるんだな、と読み終わって思う。

  • 「点眼通の悩み」「可愛い居候」「老剣客の恋」「夜鷹の宝物」「一文字切り」「汚れた十手」「闇の三兄弟」の7編を収録。

  • 少々後味悪し。なのでちょっと低め評価。お話としては悪くないと思う。未来?がみえる重四朗が営む占い稼業をめぐる短編がいくつか。後ろの方、人、死に過ぎ。(泣)うーんなにかな、いろいろ納得いかない。おさんさんとかかわいそすぎるっ。せっかく重四朗にしろ左内にしろ腕が立つんだから、すっきり解決してくれればいいのに。まあ、そーゆー理不尽なとこが世間で、はっきり線引きできないのが人間の感情なのかも、とは思いはする。だけど、やっぱりやだ。池永さんのコンビニララバイとかは好きだったけどな。

  • 天眼通という占い師、間瀬重四郎が活躍する短編連作。陰のある話が、ちょっと物悲しい。

  • 占いで生計を立てる主人公。当たるのは5度に1度というフレコミ。その占いから事件に巻き込まれ、剣で解決していく。途中で当たらない4度は勘違いや解釈違いと説明が付く。そこでラストへのフラグが。全体的に報われない話が多い。

  • 2009/10/15-2009/10/16

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著者プロフィール

1998 年「走るジイサン」で第11 回小説すばる新人賞受賞。2002 年「コンビニ・ララバイ」で注目を集める。06 年「雲を斬る」で第12 回中山義秀文学賞受賞。その他著書多数。

「2021年 『おっさんたちの黄昏商店街 それぞれの恋路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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