情動

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著者 : 新津きよみ
  • 徳間書店 (2009年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198628475

情動の感想・レビュー・書評

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  • 【あらすじ】
    弟夫婦の子供、翔が生まれたとき「あら、目元が由希によく似ているわね」と言ったのは由希の母親だった。似ていたのは顔だけではなかった。成長していく翔から、絵の才能を垣間見る由希。画家になることが夢だった由希は、翔に絵の指導をするようになる。次第にその思いは過剰なまでに強くなる。しかし大きく育つ翔から、絵を描く時間が他のものに奪われていき…。他6編、家族の繋がりを様々に描く珠玉の短編集。

    【感想】

  • 家族にまつわる短編集。
    この作者さんはホラー作家さんかと思っていたけれど、そういう内容ではありませんでした。
    でも、所々ゾクッとするような話もあってよかったです。
    読みやすかったので、同じ作者さんの長編も読んでみようと思います。

  • ◆女友達・・・別れた夫の母親と、いまだにまるで友達のように付き合い続けている美登利。その母親から、別れた夫が新しく付き合いだした女の素行調査を依頼される。
    ◆愛甥・・・昔から弟夫婦よりも自分に似ていた甥の翔。彼は容姿だけでなく、絵の才能も同じように持っていた。
    ◆別居・・・田舎に住みたいと言い出した夫と別居生活を続けている妙子。自分がいなければ何もできないと思っていた夫だったのに…。
    ◆義理の兄・・・昔からどうしても「おにいさん」が欲しかった路子。その願いは姉の結婚によってかなえられる。
    ◆ステップファミリー・・・父親が亡くなり、残された2人の兄と貴子。しかし寄せ集めの家族の絆はこれで切れてしまうのかもしれない。
    ◆実家・・・兄が死んだ後にもらえうはずだった遺産は、遺言状の一言で房子の元には1円も入らないことが決まった。
    ◆一人・・・身寄りがなく1人で生きて行かなければならない者の元にも裁判員制度の呼び出し状はやってくる。

    以上7編の短編集。全て家族をテーマに書かれた作品。どれもそこはかとなくブラックな感じ。

    ◆実家・・・これが1番ダークな終わり方だったかなぁ。遺産の話というと、どうしても親族間での嫌なやりとりの話かと思うけど、この話は主人公の早とちりで自滅するという展開。何もしなければ手に入ったのはずなのに。

  • 家族にまつわる短編集。
    色々な形の家族の話。
    一番面白かったのは、一番初めに載っている女友達。
    こういう義母もタチが悪い!

  • 家族とは、を問いたくなるような短編集。やはり中心テーマは女の怖さ、恐ろしさな気がする。

  • どこにでもありそうな家族にまつわる話の短編集で、読みやすかった。

    義理の兄、ステップファミリーが面白かった。

    どこの家庭でも…誰にでも家族にまつわる何かはあるんだろうなと思った。

  • どこにでもありそうな家族の話。
    ほんの少し違えば私自身に起こりそうなことばかり。毎日を丁寧に考えて暮らしていかなければ…と思わせてくれた。

  • 2010,04,03

  • 短編集。
    殺人だとかそういった話ではないけれど、ゾクッとする話の数々。
    人間の悲しさというか怖さというか…女性の精神的描写が上手な作家さんだなぁと再確認です。

  • ホラーっぽい話なのかなと思ったら
    なんだかちょっと怖いけど、どこにでもありそうな
    家族の話でした。

    「実家」後味がちょっと悪かったな
    「ステップファミリー」は、好きでした。
    「一人」封筒の正体が最後まで気になったけど、
    まさかこれだとは。

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新津きよみの作品

情動はこんな本です

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情動の作品紹介

弟夫婦の子供、翔が生まれたとき「あら、目元が由希によく似ているわね」と言ったのは由希の母親だった。似ていたのは顔だけではなかった。成長していく翔から、絵の才能を垣間見る由希。画家になることが夢だった由希は、翔に絵の指導をするようになる。次第にその思いは過剰なまでに強くなる。しかし大きく育つ翔から、絵を描く時間が他のものに奪われていき…。他6編、家族の繋がりを様々に描く珠玉の短編集。

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