- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198628550
作品紹介・あらすじ
男の子は、一通の手紙を書きおえると、封をとじ、切手をはり、ポストに出しにでかけました。そのとき、男の子のまわりで起こっていたことは…?200冊を越す絵本に携わったデイビッド・マクフェイルが、争いのない未来への願いをこめて描きました。文字のない一画面一画面が雄弁に物語を伝えます。そして、男の子が口にしたことば、それは…。すべての暴力に対して「やめて!」と訴える力強い絵本。5さい〜。
感想・レビュー・書評
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絵が全てを物語っている。
やめて!より、原文のままのノー!の方が強さを感じる。 -
基本的には言葉はない。なにもいわない子供が発した「やめて!」そこから物語は好転する。
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作品の中に文字は「やめて!」だけ。
大人は戦争をしたりしているのに、子どもには人を殴ってはいけないと言う。 -
これは、なんと力強い絵本か。
前半の不穏で圧迫感のある空気感。
下向き加減でずんずん歩いていく少年の内に溜まっていく感情がヒリヒリと迫ってくる。
だから、「やめて!」の発する衝撃と力強さが鮮烈。
一方、後半のファンタジックな展開には、脱力してしまう。
でも、この脱力こそが「平和」なのだろう。
「やめて!」と発すること。その大切さ。 -
ほとんど絵だけですが、メッセージ性が強く、とても心を打たれました。やめて、その一言が言えないから起こってしまう不幸が、世界にどれだけあるのでしょう。
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「すごい いいはなしやなあ」
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やめてほしいときはやめてと言うことを教えられた機会はあまりなかった。でも大事なことだ。それがストレートに伝わってくる絵本。
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台詞は小さな男の子が発するたった一言、”やめて!”だけ。
子供だからこそわかる真実。それを口に出す勇気。大人もそれを忘れないように。 -
ことあがすくなかったけど、はくりょくのある本でした。