銀のらせんをたどれば

  • 徳間書店
3.74
  • (13)
  • (20)
  • (20)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 191
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198629304

作品紹介・あらすじ

あらゆる物語が糸になり、銀のらせんを描いて地球をとりまいている「神話層」。現実の世界と「神話層」を縦横にかけめぐる少女ハレーの大冒険ファンタジー。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 地球をとりまく神話層。神話や昔話や伝説が、話綱として存在する。話綱を訪ねるゲームには、私が知っている話もたくさん出てくる。子供向けの短い話だけれど、魅力的な人物がいっぱい。最後まで読んで、なるほどって思ってほしいので、あとがきを最初に読んではダメ。解説されなくてもわかる人はいると思うけどね。

  • 地球で生み出されるあらゆる物語や伝説、神話、希望がきらきら輝く糸となり、神話層を作り出す。その中を冒険するなんて、ほんと、楽しそう!星々やギリシャ神話の世界が合わさった素敵なファンタジー!

  • 978-4-19-862930-4 206p 2010・3・31 初版

  • 先ほど読了。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品を何か読もうと思って、表紙絵に惹かれて。
    こういうのを読むと、つくづく私には西洋的な教養がないなぁ、と思う。でもわからないなりにも楽しめるのがすごい。〈神話層〉に入ってみたいというよりは、外からみてみたいな。
    読み終わって表紙絵に戻ってきて、やっぱり好きだな、と思う。

  • ギリシャ・ローマ神話の世界を縦横無尽の駆け巡る。まさしくハレー彗星のよう。楽しめました。
    2015,9,22 再読 

  • 星と神話のつながりを現代的に描いていて楽しい。
    ハレーがいとこたちと関わって視界が開ける様子は、幼児から少女への変化ですかね。
    ぶかぶかの赤いカーディガンかわいい。

  • 少し背景知識がないために辿りにくい

  • フィドルとハレーはくっつけ!
    あねさとオリオンも幸せそうで何より。
    これでバーバ・ヤガーを知った。

  • ダイアナ・ウィン・ジョーンズの特徴を凝縮させたような一冊。別の世界、家族や親戚が大きく関わってくる、魔法使いなどなど。今回は星座が題材になっているがそのわりにあっさりまとめられていた。もっと広げられただろうにな…。自分に星座の知識があまりなかったので隅々まで楽しめなかったのが悔やまれる。

  • 厳しい祖母に育てられたハレーがいとこたちの家に預けられるようになり、そこであるゲームを楽しむことになる。神話と絡まり進んでいくファンタジー。

    まず、ハレーという名前を聞くとやっぱり私たちの中にはハレー彗星が思い浮かぶのではないだろうか。星に関する話を絡めてくるのだろうなと想像していたが、やはりそうだった。しかし、ジュターというおじに狙われていて、それも何千年もの間祖母と暮らしていて、父と母はとらえられていたなど、想像すらできなかった。この壮大な物語が繰り広げられていく点はさすがダイアナ・ウィン・ジョーンズ。ラストはおじを何とか追い払うことができ、父と母と再会もできた。新たな物語がこれから紡いでいかれるだろうと想像できる。金のリンゴを持ってくる話や星座の話など、あまり神話に詳しくないが楽しむことができた。

全26件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1934-2011。英国のファンタジーの女王。映画『ハウルの動く城』の原作者。

「2020年 『徳間アニメ絵本39 アーヤと魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
荻原 規子
有川 浩
ダイアナ・ウィン...
ダイアナ・ウィン...
ダイアナ・ウィン...
冲方 丁
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×