- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198629304
作品紹介・あらすじ
あらゆる物語が糸になり、銀のらせんを描いて地球をとりまいている「神話層」。現実の世界と「神話層」を縦横にかけめぐる少女ハレーの大冒険ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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地球をとりまく神話層。神話や昔話や伝説が、話綱として存在する。話綱を訪ねるゲームには、私が知っている話もたくさん出てくる。子供向けの短い話だけれど、魅力的な人物がいっぱい。最後まで読んで、なるほどって思ってほしいので、あとがきを最初に読んではダメ。解説されなくてもわかる人はいると思うけどね。
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地球で生み出されるあらゆる物語や伝説、神話、希望がきらきら輝く糸となり、神話層を作り出す。その中を冒険するなんて、ほんと、楽しそう!星々やギリシャ神話の世界が合わさった素敵なファンタジー!
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978-4-19-862930-4 206p 2010・3・31 初版
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先ほど読了。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ作品を何か読もうと思って、表紙絵に惹かれて。
こういうのを読むと、つくづく私には西洋的な教養がないなぁ、と思う。でもわからないなりにも楽しめるのがすごい。〈神話層〉に入ってみたいというよりは、外からみてみたいな。
読み終わって表紙絵に戻ってきて、やっぱり好きだな、と思う。 -
ギリシャ・ローマ神話の世界を縦横無尽の駆け巡る。まさしくハレー彗星のよう。楽しめました。
2015,9,22 再読 -
星と神話のつながりを現代的に描いていて楽しい。
ハレーがいとこたちと関わって視界が開ける様子は、幼児から少女への変化ですかね。
ぶかぶかの赤いカーディガンかわいい。 -
少し背景知識がないために辿りにくい
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ダイアナ・ウィン・ジョーンズの特徴を凝縮させたような一冊。別の世界、家族や親戚が大きく関わってくる、魔法使いなどなど。今回は星座が題材になっているがそのわりにあっさりまとめられていた。もっと広げられただろうにな…。自分に星座の知識があまりなかったので隅々まで楽しめなかったのが悔やまれる。