神歌(カミウタ)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198629960

作品紹介・あらすじ

ほかの新聞記者から畏怖されながらも、権力の前に屈した父・洋介が残したと言われる、所在不明の遺書。難民の救済活動をしていたが、ドラッグ中毒死してしまった、高校時代の同級生で元ジャーナリストの三枝響子。三流ゴシップ誌の編集長・石神遼一がちらつかせる、すべてのメディアが嫌悪したとされる謎の"Nファイル"。戦前から政財界の暗闇に恐るべき影響を与え続けているという、古神道系宗教法人「七生舞の会」。ペーパーバック『Into a black sun』を手にし、羨望と尊敬を込めて「戦場の哲学者」と呼ばれる伝説の傭兵・ミノワ。-外資系民間軍需請負企業に籍を置く戦争のプロ・野際昭輔と、コロンビアの内戦で負傷した子供達だけを集めたダンスチームに属する少女・リサが、運命の糸で繋がれたとき、実体無き悪が蔓延する世界に復讐を始める。

感想・レビュー・書評

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  • 読み応えのある作品
    小説なんだけれど事実として書かれあるような錯覚を受ける
    読後感はこの世界の片隅にいるような
    不思議な感覚を覚えてしまう
    リアルな人間の動きの表し方が半端ない

  • スケール感 スピード感もあり良い作品だと思います 手にとってください

  • この作者のメルティランサーシリーズが好きだったため、手に取ってみた。
    結果としては、非常に残念。この作者のオリジナル作品は、私の好みではないようだ。
    SF作品的というのか、設定が唐突に出てきて戸惑う。話の筋が二転三転する。
    文体が好みなだけに、残念。

  • コロンビアの麻薬から、傭兵、古武道七舞会、検察、公安、中国の幇まで出てきて構想はとても大きい。でもそのためにストーリーが荒いというかご都合主義というか、すぐに人が死んだりして、話が進んで行く。結局、何が言いたかったのか。ただ、マスコミに代表される正義の悪意は、恐ろしく醜悪だと心より感じた。

  • 外資系民間軍需請負企業に籍を置く野際昭輔は、帰国途上の飛行機内でコロンビアから来た義足の少女リサと知り合うが・・・
    なんか、話が大きすぎるというか、広げすぎたばっかりに、個々のエピソードが拾い切れてないというか、まとまりがついてないような印象を受けた。
    登場人物が皆、凄腕なのも都合が良すぎるような気がするし、現実味が無いのでは。

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著者プロフィール

1967年5月生まれ。「ワイヤード」などのライターとして活躍しながら小説を執筆。繊細かつ情緒溢れる独特な筆致が注目を浴びる。著書『BLOODLINK』は2ちゃんねるラノベ大賞で1位、『ノーサイドじゃ終わらない』は「このミス!」ランクイン。

「2015年 『BLOODLINK 5 地涌の哭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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