- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198630393
感想・レビュー・書評
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私のような山下ファンには楽しい、あちこちで発表された文章の寄せ集め本。ただ、読み進め難いというか、集中力を保って読むのが難しい本だった。何故かは分からない。ファンなのになぁ。
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エッセイ集というか、あちこちに発表された文章をまとめたもの。20年ぶりくらいに山下洋輔の文章を読んだが、すっかり日本語になってて少しつまらない。
妙に穏やかな独奏が延々と続いている感じがして、途中で読むのが辛くなって挫折した。カクテルピアノに素面で正面から向き合ってる感じ。 -
久しぶり(といっても、こちらがこの本の出版に気がついてなかったのもあるが)に洋輔節を堪能。あちこちに書いたものを並べる、編集の妙も味わえる。
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すてきなミュージシャンは
すてきな文章もものしてしまう
相変わらず
気をそらせない
達者な文章だね
行間のそこかしこから
ピアノの不協和音が乱れ飛んでくるようです
あぁ 心地良い -
昨夜読み終わり、またパラパラと読み返している。
ページを繰りつつ思うことは、何時もと同じ。
洋輔さんは良いなぁと言うことだ。
もう何年だろう…30年以上か。
バカの1つ覚えみたいに同じことを思う。
今回は少しだけ、ほんの少しだけ違う読後感があった。
追悼文の多さだ。
洋輔さんも68才、さもありなんということだろう。
だが富樫雅彦について書かれている部分だけは冷静になんて読めない。
繰り返し富樫について触れている部分ばかり探して読んでしまう。
だから冷静な感想なんて書けない。
洋輔さんが記した富樫の文は他の誰とも違う。
きっとこれからも繰り返し読むのだろうな。
そして新しい発見を繰り返すことだろう。
今日は久しぶりの晴れ。
今朝の朝の気持ちよさと同じような読後感でした。