- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198630751
感想・レビュー・書評
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月曜日から始まり、みんなは学校や幼稚園へ行きます。
その間におかあさんたちは、なにをしているのかな⁇
こどもとおかあさんが、していることがいっしょなのには、驚き。
そして、なんだか同じことって凄いなぁと感じてしまった。
同じことだとこどもも嬉しいだろうな。
離れていてもいっしょにいる気持ちになれるから。
絵を描いている→とだなのペンキぬり
さんすうを習っている→会社で計算
ビーズの飾り作り→服を作る
作文を書く→おばあちゃんに手紙
国語の教科書読む→幼稚園のこどもに絵本読む
お人形の世話→おとうとの世話
お店やさんごっこ→お店のレジ
おはなの苗に水やり→庭にばらの苗木植え
そして、お休みの日は、おとうさんやおかあさんと過ごします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳10ヶ月。子どもが学校や幼稚園に行っている時お母さんが何をしているのか、色々なパターンを淡々と紹介していく絵本。子どもの単純な疑問である「日中お母さんは何してるの?」に応えるだけでなく、自分と同じ空間にいない人が何してるか想像するきっかけになるかも。ありそうでない切り口が面白い。
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子どもたちが学校や幼稚園へ行っている間、お母さんたちは何をしている?
今は学校も幼稚園も夏休みなので、夏休み明けの9月に紹介しようかと思って、あれこれ考えていました。
絵本では、子どもが絵を書いているときは、お母さんは台所のペンキ塗り。花の水やりをしているときは、花の植え替え・・・。と、子どもとお母さんのやっていることがうまい具合につながっています。
さて、休み明けのお母さんたち、「はぁ~」ってひとりのびのびとお昼寝してるかもしれません(経験談です・笑)。
訳者のあとがきで「ドロシーは現在、コネチカット州で暮らしています。」と書かれていますが、絵本の発行からしばらくたった2011.3.12にお亡くなりになったようです。
くんちゃんシリーズをはじめ、たくさんの絵本をありがとう。 -
お母さんと子どもたちのやっていることがいっしょだったのがびっくりした!
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初版は1959年のアメリカとかなり古いが、日本語訳は2011年発行とのこと。
たまたま図書館で目に入った。この作者の作品自体、初めての出会い。
左ページは、子どもが学校や幼稚園で過ごしているシーン。
右ページは、その子のお母さんがそのとき何してる?というシーンで対比されている。
同じ時間に、その時何してた?という、想像力を育むような表現が素敵だった。
会社で働いている母親、赤ちゃんのお世話している母親、家具のペンキを塗っている母親、スーパーのレジで働いている母親などなど。多様な姿。
それぞれ子どもの様子とオーバーラップするような描き方もときめく。
双子の女の子とお母さんが、お揃いの洋服を着ているのも可愛い。
会社で働くお母さんのページを指し、「ママと同じだね」と3才娘に言ったら、「違うでしょ」とのこと。
タイプライターのようなものを使っている姿だったので、「大きいやつ(PCモニター)がないよ」と!
在宅ワークの私をよく見てる!よく指摘したなぁと関心。
1950年代のアメリカの世界を垣間見える面白さも◎
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どのお母さんも素敵。
一緒にいない時間も、どこかで家族って思いやっているんだな、つながっているんだな、と思える素敵なおはなし。
ただ、家族の形が多様化している現在では、受け止めがさまざまなのかなあ。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00442675
みんなが幼稚園や学校にいるあいだ、お母さんは何をしているのでしょう? ふたごの姉妹が算数を習っているとき、お母さんは会社で計算をしています…。こぐまの「くんちゃん」シリーズ(岩波書店他)の作者が、子どもたちが知らない、昼間のお母さんの姿を、愛情たっぷりに描いたアメリカの古典絵本。
(出版社HPより) -
2017.4.8
みんなが幼稚園や学校に行ってる間、おかあさんはなにをしてるんだろう?子どもがしていることとおんなじようなことをお母さんもしていて、なんだか嬉しくなる。この絵本を読んだら、子どもも安心して幼稚園や学校にいけるかなあ?やさしくてあったかい絵本。