もう一歩先の世界へ 脱資本主義の革命が始まった

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  • 徳間書店 (2011年7月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198632007

もう一歩先の世界へ 脱資本主義の革命が始まったの感想・レビュー・書評

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  • もう一歩先の世界へ 苫米地英人Xフィデル・カストロ 徳間書店
    脱資本主義の革命が始まった 辺境の小国から世界を変えるために

    現状を打ち破る新たな革命が今こそ必要だ
    苫米地の目指すべき新しい世界
    ゲバラ主義で教育から革命
    豊かになるためにキューバから学べること
    新しい社会システム
    CO2 本位制のの嘘=環境問題を利権に取り込む
    問題はCO2ではなくO2だ

    カストロの環境とエネルギー問題とキューバが世界に貢献できること
    待った無しとなった世界の環境
    気候変動への答えと道筋
    エネルギー開発と環境保護の両立
    エネルギー不均衡を解決するには
    CO2の80%削減
    未来の世界

    それぞれが提案する次の世界への道を語り合う
    金融資本主義が戦争をつくり出す
    ナゼソ連が崩壊したのか
    肉食をやめるだけで10奥人の飢えを救える
    キューバの医療制度と教育制度で世界の貢献
    一極集中による頭脳の流出を防ぐ方法
    大量消費の限界
    水資源に絡む様々な独占
    日本は世界をつなぐ模範となるべし
    アメリカは遺恨でしかないキューバへの経済封鎖を即刻解除せよ
    格差と戦争を乗り越える平和革命の実現を確認

  • 寝る前のフォトリーディング。科学者であるカストロの長男との共著。苫米地本としては毛色が変わっているが、キューバに興味を持っているので読みたくなった。2011年の出版なので米国とキューバの和解以前。

    高速リーディング。期待していたような情報は得られなかった。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    128:資本主義の抱える大きな問題の一つが、軍事支出も売り上げになること。

    134:肉食を止めれば10億人の飢えが救える。(しかしこれは食肉業の仕事をなくすことでもあるので、安直にはなっとくしてはならないと思う。)

  • かつて「ノストラダムスの大予言」というシリーズ本があり、高校生の頃に読みました。1999年7の月に起こると預言されていた事件は起こらずじまいでしたが、そこに記述されていた詩の内容は、まさに911の情景そのままのように思いました。

    そのシリーズ本で私の記憶に鮮明に残っているのは、「共産主義は滅するだろう、さらに資本主義も滅亡させなければならない」というものでした。当時(1980年頃)はソ連が絶好調だったのでイメージがわかなかったのですが、今となっては不気味なメッセージに思えます。ここ数年のマネーゲームのなれの果てに起きた金融危機を見ていると、資本主義も変わらなければ「ならない」という考え方も理解できます。

    さて、この本はキューバの有名なカストロ議長の長男と、苫米地氏による共著の本です。彼らのメッセージは「新しい世界」のヒントを与えてくれて、その世界が私の目に見えてくるのはいつになるのだろうと考えさせられました。

    以下は気になったポイントです。

    ・未来は、過去や現在の延長線上で起きるのではなく、過去や現在の外側で起こる。時間は、未来から現在、過去へと流れている(p21)

    ・特に資本主義が中南米に上陸して以降は大きなゆがみが生じた、本来は資本家が金、土地等の有限資源を、労働者は自分の生命時間という有限資源を出し合うことで成立していたが、中南米では土地等は資本家が奪ったもの(p25)

    ・アメリカはデリバティブの制度を許すことで、銀行でなくてもマネーサプライを増大できるようにした、つまり、お金によってお金を生み出せるようにした(p42)

    ・気候データを記録するプログラムにY2K問題のバグがあり、これまでの気候データは間違っていた(NASAゴダード宇宙研究所:GISS発表)、修正したデータによると、1998年は暖かい年ではなく、過去100年で暖かかったのは、半分は1940年以前で最も高い気温だったのは1921年であった、地球は温暖化ではなく、寒冷化している可能性がある(p54)

    ・大気中のO2量を増やそうと思ったら、CO2を削減してはダメ、CO2はO2を作る貴重な資源(p60)

    ・それぞれの国の状況によって最適な次世代エネルギーは異なるが、日本では「風力」「潮力・潮流」「地熱」が重要な位置を占める(p67)

    ・IAEによれば、キューバは白熱電球廃止を宣言した一番目の国(p117)

    ・キューバは電球を家庭、産業、政府機関でLED化、調理に代替エネルギーを使用することで、2年程度で石油の輸入量が3分の1(250万トン)も減った(p184)

    2012年4月29日作成

  • カストロ議長の長男との対談を含む、これからの世界が目指すべき姿を示した本。キューバの社会福祉、エネルギー政策が私の予想以上に進んでいることが分かる。
    これも主にアメリカから情報を得ているからなのか。

    二人が共通して重要性を認めているのが南北の経済格差。
    キューバの識字率が99%ってのは凄い事。アメリカに経済封鎖されている中でやっていけるのは政策がしっかりしているからなんだろう。
    政府が国民の為に政治を行なっているんだろうな。

  • 『ドル(カネ)がなくてもビルは建つ』

    キューバのカストロ議長の長男、フィデル・カストロ氏と苫米地博士が東北大震災の前に対談した内容を日本語訳したもののため、原子力エネルギーへの考え方については違和感を感じるところがあったが、本全体を通して「日本」と「キューバ」が持っている独自性を世界に広げることが、「もう一歩先の世界」をよりよくすることにつながるというメッセージは一貫しており、納得することができた。

    特に以前から苫米地博士がよく言う「ドル(カネ)がなくてもビルは建つ」という言葉通りのことがキューバで実現されていることを、フィデル氏の発言からも読み取ることができたことが面白かった。

    キューバでは家(ビル)を建てる場合、資材は国が用意し、労働力はコミュニティーでねん出する。そこに銀行は介在しない。

    本来の資本主義と現在の金融資本主義との違いの話も面白かった。
    現在の経済に疑問を持っている人にはオススメできる一冊だと感じた。

  • カストロと見ると一瞬あのキューバ革命を指導したカストロかと思いきや弟さんでした。脳科学の話しはほとんどなく、資本主義は終わって共産主義でもない第三の道について意見交換をしている内容です。苫米地さんのライフワークに関する本でしょうか?!

  • 共産主義、資本主義共に物語として破綻した。

    二十一世紀に相応しい、結縁社会創造の背骨となる新しい価値基準を次世代に託す。

    過去に囚われず、前途多難を嘆かず。

    世界を創るは自身と覚悟すること。

    逃げたくなる心との戦い。

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苫米地英人の作品

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