日本再生を妨げる 売国経済論の正体

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  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198632953

作品紹介・あらすじ

日本経済を衰退させ、他国を利するBKD政策の実態!日銀、財務省、マスコミの大罪を斬る。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年の野田政権下での刊行。

    経済学なんて全くわからないド素人にも判り易いように、様々なデータと歴史上の事実を用いて日本経済を立て直すにはどうすれば良いかを唱えるのと同時に、日本をダメにしようとする連中の特徴をあぶりだしていく。

    マスゴミがよく垂れ流す、日本は借金がぁとか国民一人当たりいくらの借金がぁってのは、昔麻生大臣も講演で否定していたのをYouTubeで見た。
    政府がお金を借りているはどこからかって言ったら、海外資本からではなく、日本国民からなので、国民が借金しているっていうのは大嘘。 
    この本はそのような事を判り易く解説してくれている。
    これを読むと如何に増税はおろかな策かわかる。
    そして2018年4月の現時点で10%増税を阻止するには、今回不祥事をやらかした財務省を解体して、省が推し進めようとしている増税論をつぶすしかない。

    この本が出た後の安部政権で結局消費税が増税され、日本の景気回復が鈍ってしまったのは自分でちょろっとググればわかる。 あの増税がなければはるかに景気は良くなっていただろう。
    今必死に安倍政権が更なる増税を食い止めているので、ここが踏ん張りどころだね。 

    なんて事をこの本を読めば経済をあまり知らなくても考えられるようになるよ。 

  • 読みやすい。
    わかりやすい。

  • さらに経済について情報収集してみたくなりました!

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著者プロフィール

経済評論家。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は1901年創立の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している。著書に『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社+α新書)、『タダより高いものはない』『経済用語 悪魔の辞典』(イースト・プレス)、『官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済』(SB新書)、『日本を亡ぼす岩盤規制』『経済で読み解く日本史(全5巻)』(飛鳥新社)などがある。2013年12月より毎月、八重洲・イブニング・ラボ(https://y-e-lab.cd-pf.net/home)の主任研究員として講演活動を行っている。

「2019年 『大手メディアがなぜか触れない 日本共産党と野党の大問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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