- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198633103
感想・レビュー・書評
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日本人に生まれて誇らしい気分になります。
昔の日本人はすごい。うちの祖父は昔の事はなにも語らないけど、すごい人生を歩いてきたのがなにも言わなくても行動でわかる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
台湾生まれの著者の、日本をよく調べた素晴らしい一冊。
この気概を日本人は忘れてはいけないと思う -
確かにあまり知られていないような人たちの話が色々と書かれていて興味深い。日本人が慎み深いというか、あまり自慢をしたがらないためか、こういった人々の功績が伝わってきていないのは残念に思う部分もあるが、どうしても戦前の出来事とか戦中の出来事には触れたがらない傾向があるので、それも一因かと思う。もちろんこういった素晴らしいことをしている一方で、非人道的な言動があったと思うし、一面だけを見て判断することは難しい。個人的には第6潜水艇の事故の話ももっと知りたいと思った。
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「たしかに私と西洋人は戦術的自殺行動などという観念を容認することができない。しかしまた、日本のこれら特攻志願者の人間に、無感動のままでいることも到底できないのである」(ベルナール・ミロー『神風』早川書房)
一部のアジア諸国からだけでなく、自国の内外からさえ否定され続け、歴史の中に埋もれ、あるいは消され、忘れられた戦前、戦中の日本人の本当の姿と偉業。はたして、かつての日本人たちの行いは、精神は、業績は、世界の人々の目にどう映っていたのだろうか。
シンドラー、杉原千畝のほかに、自身の独断で2万人ものユダヤ人を救出した樋口季一郎をはじめ、義和団の乱当時北京市民に敬慕された柴五郎。1930年代の台湾に世界3位の規模のダムを建設した功労者・八田與一など。
中国に近代軍を創設し、ビルマ、インドネシア独立のために身命を賭し、瘴癘の地台湾のインフラを整え、破綻していた朝鮮の金融・財政を立て直し、ハングルを言語として完成させ、普及させた。
そう、これが、19世紀末から20世紀半ばにかけて日本人がアジアに行ったこと。今の日本人が知らない、教えられない、日本人の偉業。 -
タイトルの通り、この本で取り上げられている人たちについては、僕自身ほとんど知りませんでした。しかし、書かれている彼らの偉業は功績は素晴らしいもの。「ヘレン・ケラーが目標とした日本人」「アジアの発展に人生を賭けた日本人」「パソコンの心臓、CPUの開発設計に携わった日本人」などなど、読めば読むほど感服してしまいます。
(※この本で紹介されている人は、特定の外国であったり特定の分野に特化した人が多いので、「日本人だけが知らない~」とはありますが、じゃあ外国に住む多くの人が彼らを知っているかというと、そうでもないのが実際だとは思います)
僕らが知らないところで、たくさんの日本人が偉業を成し遂げたり、感謝されていたりします。彼らのように、本に載るくらい功績を残すのは難しいですが、それでも「ああ、自分も頑張んなきゃなー」という気持ちにさせてくれますね! 偉大な日本の先輩方に感謝です。 -
本当に知らない人ばっかり。
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日本人にとって必読の書。
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281.04 コ 登録番号8856
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著者が台湾出身のせいか台湾に関係する話が多く、内容もやや偏った感じがしないでもないが、もっと日本人について知るべきかもしれない、とは思う。