攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX SECTION-9
- 徳間書店 (2012年2月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198633547
感想・レビュー・書評
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1つを十の力で解決するのではなく3つを八の力で解決する公安9課の話。
個々の隊員に焦点を当てて組織の形を少しづつ見せていく。そんな感じ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もうちょい遊んでもよかったのに…。期待しすぎた。神山さんのが余りにもカッコ良くまとまってるからなぁ。世界観壊したくないってはあるんだろうな。
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GIGとSSSの間の話なんだけど…
話自体は良くできてると思うし、面白いんだけど、もう少しSSSの伏線的な話があってもよかったかな? -
9課のオリジナルメンバーではなく、主に新人に焦点を当てているのはおもしろい。ただ、表紙の素子を出しておいてこの内容は、少しサギくさい感じもする。
小説としては成立する内容だと思いますが、映像化企画としては成り立たない内容だとも思えます。やはりオリジナルメンバーのキャラが強すぎて、今回の各話の主人公たちでは存在感が弱すぎる。
あと、内容は別として、単純に小説としての完成度はあまり高くないですね。 -
☆$$イマイチ。短編過ぎるし、深みも無い。$$断片の細かい描写は良いが、肝心なストーリーが・・・。
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中身にバトー達は殆ど出てこないが新隊員、訓練が読める。どういう思惑に基づいて新しい9課になったのか、SSSで出なかった部分が読める
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SACと、SSSの間をつなぐ物語。途中、少佐の登場か?と思わせるシーンもありました。
また、SSS見直してみよう。 -
あらゆるネットが眼根を巡らせ
光や電子となった意志を
ある一方向に向かわせたとしても
“孤人”が
複合体としての“個”になる程には
情報化されていない時代・・・
去年(2011/3/3)には映画の完全ノベライズ版「攻殻機動隊S.A.C.SOLID STATE SOCIETY」が出たが、今回は、オリジナルの物語。
「個別の十一人事件」(『2nd GIG』)と「傀儡廻事件」(『S.S.S.』)の狭間を埋める6本のオリジナルストーリー(a stand alone episode)。
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【殺しの館】 KILLING HOUSE
※バトー系物語
【感染】 NUMBER OF THE BEAST
※イシカワ&ボーマ系物語
【地を這う者ども】 TRACER DOG
※パス&アズマ系物語
【戦場のThink】 UCHIKOMA
※ウチコマ系物語
【日報】 I'VE LOST SIGHT OF ME.
※プロト系物語
【地獄】 B4
※サイトー系物語(ただし、サイトーは出て来ない)
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やはり、攻殻機動隊の世界を知っている人が対象の小説だ。
ある程度の説明はあるものの、知らない人はあの世界を想像できないだろう。
それにしても、久々の攻殻機動隊の空気に触れられた気がして嬉しかった!
草薙素子の気配を感じることもできたし!