サブカル・スーパースター鬱伝

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著者 : 吉田豪
  • 徳間書店 (2012年7月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198634414

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サブカル・スーパースター鬱伝の感想・レビュー・書評

  • 豪ちゃんの言う、みんな、文系サブカルは、体力がなくなって、病むってのと、あとがきの「結局女のことなんだよ!」っていう町山さんの話は、深く納得する。
    いろんなことがうまくいかなくなるのか、うまくいくのことよりいかないことが増えるのか。
    そして病み方がそれぞれあるのも興味深い。

  • 感受性で生きる大人にとって鬱はたしなみ。

    「サブカル人は40代過ぎに鬱になる」というテーマのもと
    吉田豪さんがサブカル人にインタビューを行なう対談集。

    いわゆるファッション的なサブカルでなく
    がっつり濃厚にサブカルなメンバー。

    中でもいつも飄々としているイメージがあったリリーフランキーさんにも
    鬱々とした時期があったのには驚いた。
    「感受性だけは持っていようよ」「鬱は大人のたしなみ」「正常に生きる方が難しい」という言葉が胸に残った。

    この本は男性へのインタビューばかりだが
    個人的に女性の場合は30代過ぎが危ないような気がする。

    悩みの数は若い頃の方が多いかもしれないけど
    年を重ねるほどにその重さや深さは増していくように思った1冊。

  •  ずっと読もう読もうと思いつつそのままになっていたのをようやく読んだ。

     サブカルが大きなテーマの一つで、改めてサブカルと言っても多岐に及んでいると思った。また、出版から時間が経過しており、今は更にその答え合わせをするような感覚があった。

     この本に登場するくらい有名な人だからこそ病んでしまうのかもしれないけど、無名でも病んでしまうのだろうか。運動していないと病んでしまうのは非常によくわかる。体調が悪いとそれだけで何をやっても楽しくない。

     大槻ケンヂさんのところで、ご友人が亡くなったことに触れておられ、それはもしかしたら先日読んだ『グミ・チョコレート・パイン』の主人公の友だちのお二人ではないだろうか。サブカルに魅入られた者の末路を感じさせられ、恐ろしい。

     香山リカさんがあんなにどっぷりサブカルだったとは全く知らなかった。

  • やはりね。すごく分かる。精神のバランスは難しいんだな。

  • youtubeで吉田豪のラジオを聴いてて、面白かったので、図書館で借りた。インタヴューアーとして、豪ちゃんは有能だと思う。

    ユースケ・サンタマリアが欝だった、と言う話をしてた。

    欝の人って、多いんだね。

  • サブカルの人は40代過ぎると鬱になるらしいぞ!
    あとボーカル系は鬱になりやすい!楽器を通さずに人と相対するからだってさ!
    みんな気を付けようね!私も気を付ける!でもエヴァに生きる勇気もらったタイプのオタクだから私はしなないわ!!!

  • プロインタビュアーの吉田豪が、ウツになったサブカル畑の人にインタビューを試みた一冊。

    サブカル畑の人は40過ぎてうつになるひとが多いみたいだけど、普段ハレの世界にいる人が年齢と共にムリが効かなくなり、ガクッと来るのは実感としてよくわかる。
    そして、「ウツは大人のたしなみ」という言葉に救われた。

  • うつからの脱出に、スポーツとアイドルは重要な役割を持つ。
    うつ真っ只中の時には何に対しても興味を持てないらしいけれども、アイドルに興味を持ち始めたら、それは回復の兆しである。アイドルの癒し効果は絶大。

  • 40代文化系(サブカル)男子の心理が知りたくて。

    女性版も読みたいかなぁ。うーん、鬱って伝染しそうだしやめといた方がいいかなぁ。

    ともあれ、日光浴びながら運動しようと思いましたよ!

  • サブカル男子は40歳で鬱になる、かぁ。。錚々たるメンツにインタビューしてて色んな話が知れたのはよい。リリーさんが"鬱は大人のたしなみですよ"と絶妙な距離感で語ってるのが腑に落ちた。

  • 914.6
    サブカル男は40で鬱になる⁈

  • 「サブカルとは日陰者」というのはけだし名言だと思う。

  • 出発点が「サブカル男は40歳を超えると鬱になる」、インタビュイーたちの鬱の状況はどれも似ている。細部をつつけば違うのだけれど、やはり男性ならではというところが多い。では女性だったら? というところにむしろ興味が湧く。ただし、サブカル女で、ここに登場したようなクラスの人を探すのが困難かもしれないですね。サブカルに群がる女はいても、主体的にサブカルを表現している人は少ないので。

  • 感じて面白いところを書き写しながら読んでたら全然進まなくて困った。
    普段本を読まない旦那に「菊地成孔ってQJでの小林賢太郎との対談の直後にパニック発作起こして神経症だって言われて精神分析受けたんだって(大意)」等々言ったら、私の読んでる吉田豪「サブカル・スーパースター鬱伝」に興味を示してパラ読みし出し、サブカル談義へ。この本やっぱり中身濃いなあ。

  • 『サブカル系男子は40歳前後で鬱になる?』吉田豪氏が、そんなテーマに沿ってサブカルにおける先達にしたインタビュー記事を収録した物です。それぞれの立場から語られる『サブカルと鬱』の関係は参考になります。

    『サブカル系の男は40歳あたりで鬱になる?』
    そういったテーマで自身もサブカル系のフィールドで活躍する筆者が11人の当事者(内一人は女性)にインタビューで迫るというものです。登場する人物はリリー・フランキー氏をはじめ、大槻ケンヂ氏、サブカルといえばこの人を指し、一時代を築いたパイオニアであるみうらじゅん氏、劇団『大人計画』を主催し、脚本家、宮藤官九郎氏の師匠である松尾スズキ氏やそのほかにも、川勝正幸氏(故人)、杉作J太郎氏、菊地成孔氏、ECD氏、枡野浩一氏、唐沢俊一氏。そして単行本刊行に当たり、精神科医である香山リカ女史にもインタビューを行っております。

    これを読みながら自分の位置が改めてサブカルよりであるということを確認したと言うことや、大槻氏のインタビューでは打ち上げで出される料理を食べ過ぎると痛風になるという話や、ロックの楽屋で話される話題は20代だとどこでも女の話で、40代以降になると健康の話になるというのは本当に笑えました。やはり、彼らも体を張っているのだなと。

    さらに、唐沢俊一氏は自分の仕事と家族との関係に戻り、仕事の資料である死体の映像が収録されたビデオを食事をしながら見たすぐ後で、母親や親戚などと接するために『常識的社会人』になる…。そのスイッチングが本当に大変だと語っていたのは、とても印象に残っております。

    僕自身が体育会系の人間のように『喰う、寝る、やる』を忠実に行うことが自分の人生でできなかった分、サブカル的な部分を発展させていかざるをえなかったわけで…。彼らの言葉に共鳴する自分がいつつ、社会的には『こんなんじゃダメだ!』と反発する自分がいる…。そのせめぎあいに耐えられるなくなる年齢が大体40あたりでくるのかなと、そんな読後感を持ってしまいました。少し怖い話ではありますが…。

  • お気楽読書をしようと思って何の気なしに読み始めたのだけど、読んでいくうちになんだかモヤモヤしてきて、いろんなことを考えてしまった。

    「サブカルは四十越えると鬱になる」という仮説を立てた吉田豪さんが、体験者である人たちにインタビューしているのだが、その顔ぶれが、リリー・フランキー、みうらじゅん、大槻ケンジ、松尾スズキなどなどでいかにも面白そうなのだ。でも、みんな男性なんだよね。まずそこがひっかかる。大方の人が離婚経験者だ。ある人が鬱々としていた頃のことを振り返って、こんなに仕事を頑張ってるのに家に帰ってもメシも出てこない、オレの人生って何なのかと思った、というようなことを語っていて、ちょっとガックリした。

    キツイ言い方に聞こえるだろうが、皆さんコドモです。既成の社会的価値観に回収されまいと、オトナの牛耳るメインカルチャーに対抗する若者はかっこいい。難しいのは、歳をとったり、社会的に認知されちゃって、気がついたらオトナの側にいたときの身の処し方なんだろう。するっとそっち側に移行して平然としている人は、ウツにはならないわけだ。ここに登場している方たちは、その点不器用というか、誠実というか…。

    女性の場合は(なんてひとくくりにする言い方はできたらしたくないのだが)子どもの頃から、方向性の違ういろんな期待や要求にさらされていて、その時々でそれに合わせた顔をすることを否応なく覚えていく。自分が社会のメインラインだという意識がそもそもあまりない。事改めて「サブカル」なんて自己認識するのは、そうしないとメインに組み込まれていく男性だからこそだろう。

    最後に総括的な立場で香山リカさんが語っていて、これがたいそう腑に落ちる内容だ。確かに皆さんある種の罪悪感を抱えているように見える。色々言いながらもどこか共感してしまうのはそこなんだろうな。

  • できれば女性芸能人の話も聞きたかったなぁ。

  • これはなかなか冷静には読めない本で、もちろん彼らはスーパースターだしアイドルだが、同時に近しい存在でもあり、やはり他人事ではなくなってくるのだ。結局女性問題でしょ、ってとこもなんだか…
    火事で亡くなった川勝さん以外はみなさん御存命でご活躍?中なのは不幸中の幸いか。
    こういう感性たちの消滅にしたがって鬱も減少とはならず、別の世界(普通の方々)に勃発ということは、やはり彼らはカナリアだったんでしょうか。
    いつまでたっても「俺ってこれでいいのかな???」

  • 10人の鬱列伝を読み「自分のなんかは鬱じゃない」と恥ずかしくなる。
    赤面し落ち込み暗い気持ちになる。
    暗くはなったけどダウナーな暗さではないのが不思議だ。
    杉作J太郎がエヴァや綾波、ガンダムSEEDに救われたのと似た感じ?

  • 「サブカルの人は40歳前後で鬱になるのではないか?」をテーマに、サブカルの世界で売れた後、鬱に陥った人々へのインタビュー。
    登場するのはリリー・フランキー、大槻ケンヂ、川勝正幸、杉作J太郎、菊地成孔、みうらじゅん、ECD、松尾スズキ、枡野浩一、唐沢俊一といった面々でおおむね1960年前後の生まれで現在は50歳前後。聞き手の吉田豪は1970年生まれ。
    若い頃はそこそこサブカルの情報も仕入れていたのが、現在はサブカルの世界とは遠いところにいる自分に気づき、そして彼らのインタビューを読んで、読んでいるこちらが思いっきり鬱に。
    参ったな。

  • この本に助けられている。メンタルの病のある自分と似たような人がリアルかつ深刻になりすぎず(この手の体験談はうつってしまいそうになるがこれはなんだか大丈夫)吉田豪にインタビュー受けてる。こんなでもありなんだなと思わせてくれる。みんな興味深い人物で好きだ。愛読してるテレビブロスでおなじみの人がたくさん出てるから親しみもある
    。テレビブロスはサブカルなんだね。

  • サブカルはいろいろこじらせやすいようです。私も「日陰」です。

  • 40歳前後で鬱になったサブカルな人達のお話。 俺はどれも中途半端だからやっぱ鬱にはなりそうにないなと思ったのでした。 とりあえず走ろうっと。

  • 鬱入っているときなのにこんなの読んじゃって疲れた。
    唐沢俊一のはネットで反論しているのがあったりして。とことんネット民から嫌われてる人だ。
    川勝さんはもっと早く知りたかった。

  • I wanna know Have you ever seen Go Yoshida? Comin' down on a box-office. how nice, Kendi Ohtsuki. he arrange one sentence to Morita method. so 「不安葛藤あるがまま目的本意に人生おくる」

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サブカル・スーパースター鬱伝の作品紹介

「サブカル男は40歳を超えると鬱になる、って本当!?」プロインタビュアー吉田豪が、そんなテーマに沿って、リリー・フランキーをはじめ、大槻ケンヂ、みうらじゅん、松尾スズキなどのメンバー(ほか、川勝正幸、杉作J太郎、菊地成孔、ECD、枡野浩一、唐沢俊一)に全力インタビュー! クイック・ジャパン誌上で『不惑のサブカルロード』 と題 して連載されたものに、精神科医にしてサブカル者である香山リカへの新規インタビューや、吉田豪自身の補稿もくわえての書籍化。イラストは、『プロレススーパースター列伝』『男の星座』の原田久仁信。

サブカル・スーパースター鬱伝の文庫

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