生きるぼくら

  • 1065人登録
  • 3.92評価
    • (142)
    • (221)
    • (135)
    • (17)
    • (4)
  • 222レビュー
著者 : 原田マハ
  • 徳間書店 (2012年9月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198634711

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

生きるぼくらの感想・レビュー・書評

  • 心がとても温かく揺さぶられる作品でした。
    主人公である引きこもりの24歳「人生」(という名前)が、母子家庭ながら自分を育ててくれた母の失踪を機に、田舎の婆ちゃんの所へ行き、昔ながらの米作りを通して家族の絆、大切にしなければいけないものは何かを見つける物語。

    なんかうまく感想書けないけど、「逃げないことの大切さ」を感じました。

    ″大切なことなのに面倒なことは先送り″
    甘えられる状況だととかく陥りがちですが、「自分に厳しく」というよりは「自分に誠実」に生きなきゃダメだとこの作品で教えられました。

  • 周りの大人たちにいかにお世話になっているかを思い返すような本でした。
    いつもいつもお世話になってる方々にありがとうとは照れ臭くて言えないけど、態度でかえしていけたらいいな。

    あと、米作りしてみたいと思った。
    大変そうだけど自給自足の生活は憧れます。

  • ほんわかしたお日様みたいな温かい話です。ひきこもりニートな人がどういう人かはわかりませんが、いまいち働きにいこうという気がしないという人が身近にいるので、その人にもこういう未来があるのかもしれない、と希望が持てる話でした。もともと主人公の人柄が優しいのでしょう。ちゃんとした大人に囲まれて、期待されて暮らしていると、人間はいい方向に向かうのかもしれないです。「こうなればいいなあ」を叶えてくれるかたちだったので、ご都合主義であろうと、自分にとっては何だか希望が持てていい話に思えました。

  • 引き籠りを部屋から脱穀。溜まった汚れは農作業で洗米。炊き上げろ未来の農民。人生はお結びだ。(てきとう)

  • 手作りのおにぎりが無性に食べたくなる。

  • 新米の炊きたてご飯で握った梅干し入りのおにぎりが食べたくなった。
    いつも通り、映画みたいな出来すぎストーリーの原田氏の作品。『日本農業新聞』に掲載されていたと知り、納得。なるほど、最初から米作りありきの作品だったのね。
    そう考えると、出来すぎストーリーもむしろ米作りを中心によくこんなにうまく話をまとめたな、と思えるから不思議。
    日本のあらゆる産業の根幹の農業に感謝。
    余談だが、原田氏の作品の登場人物の名前はいつもひねり過ぎてて面倒くさいw
    2016/11

  • どこかのオススメで 図書館でいつか借りようと思っていた1冊。内容はよく知らず借りたけど、読み始めると米作りの話かぁと。。。

    個人的にはどちらかというとあまり興味のない設定 笑

    なのに読み進めるうちにどんどんハマりました。
    現代人が読むべき1冊な気がします。
    子どもにもすすめたい。

    ピュアな気持ちになりました。

  • いいお話なんだけど
    おばあちゃんの復活がどうも・・・

  • 最近、どう?がんばりすぎてない?
    人生は、どうしていますか。彼らしい「人生」を送っているかしら。私は余命数ヶ月、残された日々を生き生きと暮らしていこうと思っています。あなたと人生にもう一度会えますように。私の命が、あるうちに。
    自分は、路傍に捨てられたアルミ缶のようなものだった。ひっくり返って、中身をぶちまけて、コロコロところがって、溝に落ちた。そのまま、薄暗い闇の中をひっそりと、誰に見つけられることもなく、何年も転がったままで

  • 先日、(日常で)いろいろなことがうまく回らない時期があった。
    数か月前にひとつの決心をして私の人生を少し回転させた(と、思う)のだけど、その後数か月はとにかく何も考えるひまもなく突っ走ってきたのに、ふと一息ついてしまったのだ。

    それはある意味、生活や自分自身にすこし「安定」してきたからか、「余裕」ができたのか、その隙間に、考えなくてもいいようなことをわざわざ考えて、
    「あれっ」
    って思ってしまった。あれっ、私、こんなんで大丈夫かな? 私、このままで大丈夫かな? 
    特別お金持ちになりたいとか、こんなことをやりたいとか、こんなふうになりたいとか。
    欲張るつもりはないけれど、それでも、さほど道に外れたことはやってきていないと思うのに、私の人生って、こんなもんなんかな?
    無条件に、もっと違う未来があると思っていたころもあったよね? しかも、わりと最近まで。

    でも、ただ、生きていければいいと半ば本気で思っていたところからのスタートやったのに、ひとつかなえられるともう一つ、もう一つとだんだん欲張りになっていく、そんな具合。

    そこまでたいそうではないのかもしれへんけど、隣の芝生ばかり見ていても仕方がない。
    だって、私は私で、やっぱり一生懸命走り続けるしかないよな! と、思う。

    「私の人生ってこんなもんなんかな?」
    と、思うのなら、せめてどうなりたいか考えればいい。
    もしかすると、逆にこれまでの半年間のほうが、あれをしなければ、こうなればいいのに、と、具体的な要求や希望があったのに、そのあたりが少しだけ落ち着いたから、若干見失っているのかもしれない。

    でも、落ち着いただけであって何の解決もしていないから、今の私がしないといけないことは、
    現状維持(なおかつ、よりよく)
    ちゅう、一番苦手な状態なんやろうけどね~。(;^ω^)

    でも、それも大事、大事!!

    などと考えるのも以前ほど空元気でもないので、ほんとうに1年前からしたらたいしたことのない話。
    今は、やりたいことをやろうと思える自由があるから、何かの目標のために努力すればいいと思うと、基本的にやる気は出ます。


    とはいえ、ふと思ったのよね。
    「わー、私、人生の負け組やねんねえ(笑)」
    とか。

    比べるつもりはない! ないけれども、同じような年代の方々のですね、独身でバリバリ働いて自活している人とか、結婚してマイホームを建ててパートに出ながら子育てしてる人とか、世間一般の多くの方はそうやって過ごしてられるわけやんか。
    誰だってすべてがうまくいくわけではないやろうし、大なり小なり我慢を繰り返しながらそんなふうにしなやかに過ごしてはるのに対し、なんかもうどこをどう切り取っても私は

    「人生の負け組ッス!!」

    ちゅう具合に。

    でもそれも、世間が決める物差しなので、やっぱりアレなのよ。
    働かなくてもいい、趣味に打ち込んでもいいけれども、あの家にずっといなければいけないことを「勝ち組」と、いうのなら、負け組でいいやと思えるんやけどもね。だからこういうことを考えなくてもいい。


    10代のころに受けたいじめが原因でひきこもってしまった20代の男の子と、認知症の祖母。
    そんなもう、
    「重い・・・。重すぎる・・・」
    と、いうエピソードてんこもりのこの本やったけれども、(この本を勧めてくれた)姉がいうたとおり、なんとなくさらさらっと読める内容やった。

    もちろん面白かったし、
    「ああ・・・こういう生活もいいね・・・」
    と、一瞬思いかけたけど、いかんいかん、私は彼らの倍の年齢やった(笑。いや、べつにどこから再スタートをきってもいいわけやけど)。

    でも、誰かがひとつずつ山を乗り越えていく話はやっぱり面白い!... 続きを読む

  • 引きこもりだった青年が、母親に見捨てられたのを機に田舎の祖母を頼り、温かい人達や米作りを通して成長していく物語。
    現実はこんなに甘くないとは思いますが、そこは物語。いい話だった。で終わりにしましょう。

  • 一気に読みました。たくさん泣いた。あったかい。

  • 気持ちよく読める爽やかな物語。田舎に行けば全部解決!なんて話がうますぎる気もするが、主人公たちの成長を感じるのは楽しい。村の人達がやたら親切なのもおばあちゃんのこれまでの行いのおかげってことで。

  • 綺麗な話だった。
    これを純粋に綺麗な話だと感じるか、出来過ぎた話だと感じるかは、人によって違う(両極)なのかも知れない。
    心の底から綺麗だと感じる自分になりたい。

  • いじめを受け、ひきこもりだった麻生人生。蓼科でひとりぐらしを続ける人生の祖母、中村真麻。対人恐怖症の中村つぼみ。田んぼから三人は前をむいて歩み始めた―。収穫のとき、それぞれの心に温もりが実る。

  • いつも通り、読み味爽やかな話だった。
    人生、この主人公の名前をどういう想いで名付けたのだろう。最後の方では素晴らしくいい名前だと自然に心に入ってきた。
    「カッコイイ大人」に囲まれて幸せだという彼らは、きっと外に踏み出したからこそ出会えたんだとほめてあげたくなった。
    気持ちのいい作品でした。

  • 引きこもりだった主人公は、祖母の元で暮らし米作りから描かれる生きる力が描かれている本です。(by.はるちゃん)

    (855962/91306/Ha/大学図書館)

  • とても優しい物語。日本人が胸に持つ原風景を舞台に、心と人生の再生の物語。いつでも、どこでも、どうやってでも、人は再生し、生きていける。受け入れてくれる環境さえあれば。

    田舎の生活、農業を知ってる人間では書かれている事は当たり前の話であって、特段感動するような所はないかな、と思う。
    都会の人は、登場人物のように、感激するものなのだろうか?

    中盤以降、そんな事が気になってしまって素直に感じられなかったのが、個人的な反省点。^^;

  • 思った通りに話は進んでいきますがw

    とてもキャラが立っている登場人物ばかりなので
    それも気になりません

    こういうのステキだなって素直にそう思いました
    都会にはない空気感☆

  • 2015年9月20日に開催された第1回ビブリオバトル全国大会inいこまで発表された本です。予選B会場チャンプ本。
    第1回ビブリオバトル全国大会inいこまグランドチャンプ本!

  • 元気が出る。ご飯がより美味しくなる。二大効能ですな。

    マーサばあちゃんの変化にはすこぉし無理があったと思うのだけれども、相変わらずマハ作品は魅せてくれます。

    激しく「おにぎり食べたい症候群」です…。

  • 引きこもりの若者が両親の離婚で長く会っていなかった祖母の田舎で米作りを通して、生きる意味を見つけていく話。父の継子の女の子と沢山の人に助けられて痴呆の祖母を支えていく。人生くんが頼もしくなって帰ってきて、涙するお母さんに感動でした。

  • 小説で感動して泣いたのは久しぶりでした。丁寧で優しくて色んなことを教えてくれるお話。
    親子愛、たべものへの感謝がぎっしり詰まっていた。
    人が死ぬから泣ける小説はあまり好きじゃない。それを読んで、いつかはいなくなる周りの人を大切にしようと思うのはいいことだと思うけど、どうせなら一緒に生きていくことを想像して、いつまでもおいしいごはんを一緒に食べられるようにと考えるほうが楽しいと思った。
    大切な人たちと、感謝しながら食事をし続けていくこと、「生きるぼくら」。

  • ごめんなさい。真ん中あたりまで読んで結末が読めてしまい、飽きてしまった。嫌いじゃない物語なのに途中でもういいやって思ってしまった。
    生きるために田舎に向かう気持ちはわからなくはないんだけど、母親が失踪した瞬間引きこもりから脱却っていう設定がどうにも救われない。

全222件中 1 - 25件を表示

生きるぼくらに関連するまとめ

生きるぼくらを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

生きるぼくらを本棚に「積読」で登録しているひと

生きるぼくらの作品紹介

生きるぼくらは原田マハさんの作品です。
波乱万丈な人生の24歳の主人公の人生は大好きなおばあちゃんのために蓼科に向かいます。おばあちゃんと一緒に機械を使わない昔ながらの田んぼ作りを体験していきます。自然の中でおばあちゃんと暮らしながら自分を成長させていきます。日本人としてお米を食べたくなってしまう気持ちになる作品です。

生きるぼくらのKindle版

ツイートする