生きるぼくら

著者 :
  • 徳間書店
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  • / ISBN・EAN: 9784198634711

感想・レビュー・書評

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  • 原田マハさん『生きるぼくら』

    本の表紙を見ると、田んぼの中から
    素敵な笑顔の女の子と手を振る男の子がこちらを見ている

    『あれ?読者に向けて手を振ってるのかな?』と思ったら、裏表紙に木陰で休んでいるおばあちゃんがいたっ!笑

    おばあちゃんに向けた2人の笑顔、
    んー、良い!とっても可愛い!

    2人はマーサおばあちゃんのお孫さん。
    2人とも心に深い傷を負い家に引きこもっていたが、ある年賀状をきっかけにおばあちゃんの家で出会う。そして壊れてしまったおばあちゃんの代わりに昔ながらの特別な方法で米作りに挑戦する。

    おばあちゃんは言う。
    『お米の一生は、なんだか、人の一生に似ているのよ。』

    春から秋にかけての米作りの季節
    若い2人がぐんぐん成長する姿が、小さな籾が成長し金色の稲が沢山のお米を実らせてキラキラと風になびく景色と重なる。
    感動が山盛りいっぱいにつまった作品。

    日本のソウルフードお米、おにぎりの
    素晴らしさを再確認できたっ!

    読後、自分もぐんぐんとはいかなくても、
    1ミリでも2ミリでも成長していきたいなと思う
    お話でした(〃ω〃)

    ひろ、aoi-soraちゃんのおすすめ本。
    本当に良いお話だったよ
    ありがとう‼︎

    • 松子さん
      あおちゃん、おつかれー!
      ほんとーーーに、良いお話だったよぉ
      東山魁夷さんの表紙も素敵だねぇ♡
      そうそう、感想に書こうか悩んで書かなかったん...
      あおちゃん、おつかれー!
      ほんとーーーに、良いお話だったよぉ
      東山魁夷さんの表紙も素敵だねぇ♡
      そうそう、感想に書こうか悩んで書かなかったんだけど、
      みしゃか池の場面凄かったねっ!
      あそこの場面だけ突然文章の色が変わったというか、自然の香りまでこちらに届くような文章に感動したよぉ!
      そして大好きな東山魁夷作品の描写、素晴らしかったなぁ(*´꒳`*)
      いつか絶対にみしゃか池に行こうって思ったよ
      あおちゃんとひろのおすすめ、本当に感動が詰まった作品ばかりだよ
      いつもありがとう(^^)

      晩御飯のゆくえ気になるぅ〜(>_<)
      2022/07/28
    • aoi-soraさん
      御射鹿池の描写は、本当にすごいね。
      神聖な場所にいる空気感に変わるというか…
      私、この本読むまで、東山魁夷の事もよく知らなかったの。
      ...
      御射鹿池の描写は、本当にすごいね。
      神聖な場所にいる空気感に変わるというか…
      私、この本読むまで、東山魁夷の事もよく知らなかったの。
      まぁ聞いた事ある、くらいで(^_^;)
      けど、これ読んだあと調べて、この場所は絶対に行こうと思ったよ!
      長野の美術館にも、作品があることを知り、興奮。
      (わたし地元は長野県(^_^;))

      ☆夕飯は、冷やしうどん☆
      2022/07/28
    • 松子さん
      御射鹿池の場面の事を話せて嬉しい!
      うんうん、この池も美術館も行ってみたいよね!

      あおちゃん、長野出身なんだね
      じゃあ、帰省したら、どちら...
      御射鹿池の場面の事を話せて嬉しい!
      うんうん、この池も美術館も行ってみたいよね!

      あおちゃん、長野出身なんだね
      じゃあ、帰省したら、どちらも行けるかもだね

      ふふ、うちも、明日は冷やしうどんにしよっかなぁ
      (^^)
      2022/07/28
  • いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた−−−−。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
    「徳間書店 内容紹介」より

    いろんなテーマが入った素敵な作品.ちょと涙がこぼれた.
    人って自分がやりたいことを自分で何かを選んでいくのが一番いいんだなと思う.それは年齢とか関係なく誰にとってもそう.それから、人が生きていくのは一人ではないんだなと改めて思った.精神的に子どもな時は、そんなことには気が付かないのだけれど、いろんな経験を経てやっぱり人は一人では生きていけないんだなと再確認する.
    私は周りの人に感謝できているかな.原田マハさんの作品を読んでいつも思うのは、翻って自分はどうだろう、ということ.

  • とてもいい話でした。
    ひきこもりの若者が立ち直っていく話が、淡々と自然に、じつは熱をこめて、描かれています。

    学校でのいじめがきっかけで、ひきこもりになった麻生人生。
    母は働きづめで、毎日おにぎりと大量のカップ麺を用意しておいてくれたが、人生が24歳のある日、疲れたと出て行ってしまう。
    その正月に来た年賀状を見るようにという書置きを残して。

    蓼科に住む祖母のマーサ(真朝)には、両親の離婚後会っていなかったが、年賀状を見て訪れることに。
    座敷童子のような女の子が同居しているのに驚くが、つぐみというその子は相次いで両親を失って対人恐怖症になっているという。
    マーサおばあちゃんは認知症になっていた‥

    マーサおばあちゃんは古来からある農法で米を作っていて、農薬を使わないために大変な手間がかかる。
    近所の人に教わりながら、マーサおばあちゃんの田んぼで米を作ることにした人生。
    やや上手く行き過ぎの感もありますが、これだけ一気に環境が変わると、そういうこともあるかもしれない。
    農業の描写に熱がこもっているため、説得力があります。
    作者が何度か取材したというレベルでなく、1年にわたって通い続けたからなんでしょうね。

    就活に行き詰って家に逃げ帰ってきた大学生に、さりげなく物を教える立場にいつの間にかなっているという。
    母親になかなか連絡を取らないのが気になっていました。
    お母さんは本当に疲れたんだろうなあ、でも今突き放せば何とかなるのではないかという感触もどこかであったのでは‥それにしても、はらはらしていたことでしょう。
    最後は感動的で、心からほっとしました。

  • いじめ、とか身内の死、とか老いによる痴呆とか。
    それまではすっきりと晴れ渡っていた青空が
    突然現れた暗雲に覆われてしまうと
    途端に
    不安になる。
    泣きたくなる。
    絶望する。
    そして
    時に死にたくなる事さえある。

    だって
    もう見上げても(生きる)希望なんてどこにもないから。
    私達の心は
    鏡の様に空を映す、まるで海の様だな。

    でも、
    心は海でも体は違う。
    体は単純に生きたがる。
    腹が減ると
    ぐうぐう鳴って
    (食べましょう!食べましょう!)
    と、騒ぎ出す。

    食べましょう、食べましょうとは
    即ち
    生きましょう、生きましょう、と同じ事。

    『生きるぼくら』は、
    私にとって、晴耕雨読小説だ。

    晴れた日はくたくたになるまで
    働き、
    (物語では米作り、これが相当楽しいっ♪)
    何にも出来ない日は
    読書で一休み。

    表紙では物語の主人公の若い二人が
    お日様みたいな笑顔で手を振っている。
    その裏表紙には木陰で2人を見守るおばあちゃんの姿。

    私はどっこいしょ、とおばあちゃんの隣に腰掛け、
    宮沢賢治の詩集と
    東山魁偉の画集を広げ、
    この素晴しいひと時を楽しむのだ。

    暗い雲の事など、読後にはすっかり忘れてしまうだろう。

  • 母子家庭でのつましい暮らし。ひどいいじめをきっかけに高校を中退し、就職口を探すも見つからず。。いつしか引きこもり4年目を迎えた人生。そんな折、母が突然失踪し困り果てた彼は蓼科でひとり暮らす祖母を訪ねることにしたのだが、ようやく会えた彼女は認知症を患っていた・・・。

    マーサおばあちゃんと人生、そして「もうひとりの孫」つぼみと。奇妙な3人の生活が始まり、、、

    トラウマから抜け出せず、梅干しを食べられない人生と両親を失い、心ない人々のせいで対人恐怖症になったつぼみ。マーサおばあちゃんの認知症の進行を食い止めるきっかけになればと、自然農法による米作りを再開しようとする二人だがそれは思った以上に困難な道であった・・・。

    愛情を込め、人の手で握られたおにぎりの味。自分たちで育てたお米の甘み。赤くて酸っぱい梅干し。

    いじめ、ひきこもり、認知症、介護、就職難・・・現代の問題を包括しながらも、美しく厳しい蓼科の自然と、あたたかくパワフルなおっちゃん・おばさんに囲まれて変わっていく若者たちが清々しい。

  • 沁みる。

    この作家は本当に心に沁みる。

    ここ一年で3度目の本を読んでの号泣。

    年甲斐もなく。

    1冊目は、浅田次郎さんの「鉄道員」の中の『ラブレター』

    2冊目は、この作家、原田マハさんの、

    「本日は、お日柄もよく」

    3冊目がこの作品。

    1冊目はブクログを始めるきっかけとなり、さまざまな興味深い本を読み、人生を送られているフォロワーさんと巡り合わせてくれた。

    2冊目は、フォロワーさん2人のおかげで、僕が大好きになる原田マハさんと出会わせてくれた。

    3冊目は、この本。色々あった今日。
    落ち着いた気分で、この素晴らしい本を読めた今日一日の幸運に感謝したい。

    これでやっと、この本のレビューをされているフォロワーさんたちの言葉を、じっくりと追うことができる。

    未読の方、ぜひ、この作品ご一読を。

    生きる力が湧いてきます。

    • shukawabestさん
      まーちゃんさん
      コメントありがとうございます。
      昨年からブクログ始めて、作家との出会いとしては、原田マハさんとまーちゃんさんで知った、岡嶋二...
      まーちゃんさん
      コメントありがとうございます。
      昨年からブクログ始めて、作家との出会いとしては、原田マハさんとまーちゃんさんで知った、岡嶋二人さんの二人が本当に大きな存在です。この二人はできるだけ沢山読もうと思っています。原田さんは6冊、岡嶋さんも今6冊目を読んでいて、今のところ、『本日は、お日柄もよく』と『クラインの壺』がそれぞれ一番気に入っています。
      まーちゃんさんにも、原田マハさんを紹介してくれたフォロワーさんにも、とても感謝しています。
      2022/04/11
    • まーちゃんさん
      いえいえ、感謝なんて…こちらこそ、です•́ ‿ ,•̀

      最近、体調がおもわしくなく、読書のスピードが「より」遅くなっていますが…楽しんで...
      いえいえ、感謝なんて…こちらこそ、です•́ ‿ ,•̀

      最近、体調がおもわしくなく、読書のスピードが「より」遅くなっていますが…楽しんで読んでいきたい、と思ってます。

      よろしくおねがいします。
      2022/04/11
    • shukawabestさん
      まーちゃんさん

      お身体、大切にされてください。読むのも体力要りますから。

      また、ご無理のない範囲で相手をお願いします。今日はコメント、あ...
      まーちゃんさん

      お身体、大切にされてください。読むのも体力要りますから。

      また、ご無理のない範囲で相手をお願いします。今日はコメント、ありがとうございます。嬉しかったです。
      2022/04/11
  • 一気読みでした。
    つくづく私は、こういう物語が好きなんだなぁって…。

    お米づくりも、認知症も、介護も、引きこもりからの脱出も、
    現実はこんなに甘くはないだろうけど…。
    それでも「あ~面白かった~」とにっこり♪

    人生とおばあちゃん、つぼみ、志乃、純平、そして父と母。
    蓼科の風景、東山魁夷の絵画、お米の花が咲く瞬間、
    心に残るシーンがいっぱいです。

    少し前まで、自分のことしか考えられなかった人生が、
    純平のお兄さんみたいになったときは、思わずにんまり。

    ”おにぎりは、人の手でむすばれた形。
    ふたつの手と手を合せて、ほっこり握る。
    「これを食べる人が、健康でいっぱいご飯をたべられますように…」
    と作った人の祈りの形。”

    読んだら絶対おにぎりが食べたくなります!

    • あいさん
      私もこの作品大好きです(^-^)/

      今年読んだ本の中で一番好きかも。
      とても温かい気持ちになれますよね。
      ミステリも好きだけどこ...
      私もこの作品大好きです(^-^)/

      今年読んだ本の中で一番好きかも。
      とても温かい気持ちになれますよね。
      ミステリも好きだけどこんな作品を読むとホッとして安らぎます。

      もちろん、おにぎりが食べたくなりましたヾ(≧∪≦*)ノ〃
      2015/09/29
    • 杜のうさこさん
      けいたんさ~ん♪
      コメントと、いつもいいね!ありがとうございます!
      嬉しいです♪

      この本、よかったですよね~!
      私もこういったお...
      けいたんさ~ん♪
      コメントと、いつもいいね!ありがとうございます!
      嬉しいです♪

      この本、よかったですよね~!
      私もこういったお話が一番好きです。
      夢物語かもしれないけど、読んで幸せな気持ちになれるのがいいですよね。
      だって、現実は厳しいことがいっぱいですもんね。
      本の中でくらい…ねっ(*^-^*)
      2015/09/30
  • この本の読了後の感想を述べよと言われたら、「とても感動した!」という言葉となるが、その中身は一言では語りつくせないものがある。目じりに涙をにじませながら、最後のページを閉じたが、そういう感動も、読む人それぞれの立場で異なる種類の感動があるのではないかと思う。

    「引きこもり」の青年の話。名前は「麻生人生」。

    このツカミの部分で、ひょっとして「モサイ小説では?引きこもりの主人公に『人生』なんて名前をつけるような小説、なんか安っぽいんじゃないの?マハさん、たくさん本出されているから、あまりの忙しさに手抜きした小説なんじゃないの?」って最初は疑いの気持ち半分で読み始めた。

    「中には、引きこもり歴二十五年なんていう筋金入りの引きこもり職人みたいなのもいる」とか、「人生がろう城する四畳半」なんて表現にも正直すこし反発感じた。

    好き好んで引きこもっているわけでなく、病気だとか、どうしようもなく25年生きづらさに耐え続けているという人だっているだろうに、「馬鹿にしてない?」と思ったのも事実。

    しかしそこを越えて、だんだん著者のシチュエーション設定を読み進めていくうちに、話の展開にどんどん飲み込まれていってしまった。引きこもり生活、その原因となったいじめのシーン、母親の突然の失踪をきっかけに部屋を出るシーン、蓼科へ向かう中央線、、、とマハさんの文章は、次々と映像をくっきりと浮かび上がらせていく。

    この物語には、たくさんのテーマが込められている。
    いじめのこと、引きこもりのこと、親の離婚や母子家庭、父子家庭のこと、経済苦のこと、独居高齢者のこと、過疎地の農業事情のこと、老後のこと、介護のこと、認知症のこと、闘病のこと、就活のことなど、著者は昨今の社会問題として扱われるようなテーマをこの物語に盛り込んでいる。

    誰もが幾つかは身近に感じるようなテーマを取り上げて、一つ間違えば悲惨に陥りがちなこれらのテーマを、なんと心温まる気持ちの良いドラマに仕上げたのだろうと、著者の発想力、創造力にとても感動した。

    そしてまたそれらの問題を社会問題としての客観的な見方で描くのではなく、問題に直面する一人ひとりの視点に立って、それらに立ち向かっていく姿の表現、心理描写の一つ一つに、すごい感性の作家さんだなと感心もした。

    「自然と、米と、人間とーぼくらは、みんな、一緒に生きているんだ。そんな思いを胸に、人生は、一束一束、心をこめて稲を刈った」

    人生、つぼみ、マーサばあちゃん、志乃さん、純平、登場するメンバー全員が、自然の中での米作りを通じて、人間性を取り戻し、疲れた心を晴々とした心に蘇生させていく。心が通い合っていく。

    みんな一緒に生きている、、、「生きるぼくら」。

    雑草も害虫も全てを生かすマーサばあちゃんの稲作、苦労を乗り越えた末に収穫した暁にのみ得られる、他の方法では決して得られない最高の味。

    現代社会の縮図のようにも感じられる。失いかけている何か、忘れかけている何かを思い出させてくれるような。

    この本を読んだ後、様々な社会問題について、意見交換をしてみるというような、教材としても活用できそうだ。「純平の生き方についてどう思う?」とか、「人生は何に気づいたのだろう?」とか。「介護の在り方はどうあるべきだろう」とか。

    最後に、人生の母ちゃん、イキイキとした息子・人生の姿を見て、どんなに嬉しかっただろうと、人生の母ちゃんの立場で、また感涙してしまったのである。

  • 生きることの辛さ大変さそして素晴らしさを感じさせてくれる物語
    変わっていく人生とつぼみのふたりが微笑ましく応援したくなる

  • 麻生人生、引き篭もり、母に見捨てられ24歳で捨て子に…。大好きなばあちゃんが余命数カ月と知りいざ蓼科へ!
    人生はばあちゃんを手伝い昔ながらの機械を使わない『自然の田んぼ』で米作りをする事になる。
    かっこいい大人たちに囲まれながら人生は稲と自分を成長させていく。彼は一番食べて欲しい人におにぎりを渡す事が出来るのか⁉︎
    かっこいい大人にはなれそうにない私だけど、自然のまんま、そのまんま、がんばらなくてもいいんだよ、ってばあちゃんが言ってくれた気がする。
    東山魁夷の絵、宮沢賢治の詩、美味しいおにぎり、母の愛、こんなに心地よい小説は久しぶり。

著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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