隣人。 38度線の北

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著者 : 初沢亜利
  • 徳間書店 (2012年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198635244

隣人。 38度線の北の感想・レビュー・書評

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  • 北朝鮮の写真集。
    これが真実?つくられた様子?どちら?
    これが真実だとすると、幸せそうです。

  • 北朝鮮の人々の生活が見られる貴重な作品で、衝撃的だったのは女性が腋毛を剃っていない事だった。

  • くすんで土留め色のビル群、猥雑な街路に隣人の悲哀と憂鬱が見える。他方、市民の生活は思いのほか明るい。一断面にすぎないのかもしれないが、写真に映る喜びや笑顔はまごうかたなき真実である。のびやかで天真爛漫な人々の姿に虚謀の作為は微塵も感じられない。体制は違えど同じ人間であり、しかも隣人である。益のない争いは決してあってはならないとつくづくそう思う。

  • ≪県立図書館≫
    自分が、北朝鮮に対する偏見をどれだけ強く持っていたか、ということに気付かされた。
    北朝鮮を悪者にして、嫌悪して、崩壊を望むような風潮にあおられていた自分を、情けなく恥ずかしく思った。
    「違和感ではなく共感を拾い集めること」
    その大切さとあたたかさを感じた。

  • 情報というのは必ず発信者の『色』が付いてる。それは常に意識しているつもりでいたけど、でも長い年月をかけてつけられた色はそれが自然色になってしまっていて、色が付けられていることを感じることができない。
    ラジオで紹介されててふと手に取った「北朝鮮の」写真集。

    遊園地やプールやエステ。楽しいそうな子どもの写真。きれいな女性。幸せそうなカップル。ほかの国の写真集ならなんともない写真が、北朝鮮の写真集だと「え?」。

    当局が許可した場所だけでの撮影だから?
    でもそれであんな表情ができるかなあ。
    作られた表情には見えない。

    あれ?じゃあ、この写真は何?作られたもの、限定的な場所での撮影、そんなことを考える『私』の脳みそに『色』がついているの?

    この写真集の中に写る景色は、その瞬間たしかに北朝鮮という国の中に存在していた日常で、それを私たちは知らされていないんだ、ってことにだんだん気がついた。

    情報はつくられる。金正日総書記が東北の震災に対して「朝鮮赤十字会」を通じて義援金を送ってくれていること、この本のあとがきを読むまで知らなかった。報道をしない、っていう「意図」で私たちは「知らず」に平気で暮らしてる。

  • 流れるプール、遊園地、宅配ピザにエステ。

    このワードから日本人は北朝鮮にたどり着けない。でもどれも北朝鮮にあるものである。
    隣の国なのに我々日本人は何もこの国を知らないようだ。そのことを教えてくれた著書だ。ノスタルジックな雰囲気があり、フィリピンやマレーシアの田舎を思わせる雰囲気が醸されている。もしかするとずっと人間味ある国なのかもしれない。

    そういえば、3.11の際に北朝鮮は日本へ義援金を送ってくれている。この報道はほとんど国内では流れなかった。
    現在も反朝感情を煽るような報道が加熱し、全くもって偏見を持たされている自分に気づく。
    北朝鮮は洗脳教育がなされていると日本人は想像を働かせるが、この写真集を読んで、それは日本人自身が陥っているのではと気づかされた。
    何が真実かは自ら情報を集めなくては分からない。

  • BOOK246にて。
    写真集。
    綺麗。
    星空の下のマンギョンボン号もありのままの街並みも笑顔の女性もみな美しい。

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